中公新書<br> 地球の歴史〈上〉水惑星の誕生

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中公新書
地球の歴史〈上〉水惑星の誕生

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023988
  • NDC分類 450.2
  • Cコード C1244

出版社内容情報

全三巻でたどる地球四六億年の旅。上巻では宇宙誕生から説き起こし、物質の自己組織化を経て、太陽系や地球として分化する状況を語る。

内容説明

偶然が生んだ奇跡の水惑星―地球は太陽系の数ある惑星のなかで唯一環境が安定した「水惑星」である。生命が生まれ、進化を遂げることができたのはなぜか。上巻では一三八億年前の宇宙誕生=ビッグバンから説き起こし、銀河系や太陽系、そして地球が分化する過程を追う。灼熱のマグマの海だった地球は、マグマの冷却や大陸の分裂・合体を繰り返しながら、厚い大気の層と穏やかな海を持つに至った。全三巻でたどる地球四六億年の旅がここに始まる。

目次

第1章 太陽系惑星・地球の誕生(宇宙の大構造と銀河系;太陽系の誕生;地球から飛び出した男)
第2章 マグマオーシャンの冷却と核・マントルの分化(マグマオーシャンの冷却と固結;核とマントルの分化;上部マントル・下部マントル・地殻の分化)
第3章 プレート・テクトニクス開始と大陸の成長(プレート・テクトニクスの始まり;地殻の誕生;大陸の分裂・合体とウィルソンサイクル)
第4章 大気と海洋の誕生と炭素循環(生命の星「水惑星」の誕生;海洋の誕生;炭素の循環)

著者等紹介

鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年(昭和30年)、東京都に生まれる。1979年東京大学理学部地学科卒業。通産省地質調査所、米国内務省カスケード火山観測所を経て、1997年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。日本火山学会理事、日本地質学会火山部会長、気象庁活火山改訂委員、内閣府災害教訓継承分科会委員などを務める。1996年日本地質学会論文賞受賞。2004年日本地質学会優秀講演賞受賞。専攻は火山学、地球科学。理学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

141
私は中学の頃から地球の歴史のような話が好きでかなりその分野の本を読んでいました。私にとってはこの三分冊は本当に読む価値がかなりありそうな感じです。「初めに」のところにゴーギャンの有名な絵画「われわれはどこから来たのか、われわれは何者なのか、われわれはどこに行くのか」を引き合いに出して、上巻では太陽系や地球が生まれたさまを、中巻では生物の進化の状況、下巻では地球環境が変わる中での人間圏と物質界のかかわりを説明しているようです。この巻では月の誕生やプレート・テクトニクスの説明が興味を引きました。2016/12/21

かごむし

35
新書のくせに3冊もある、と少しだけうんざりした自分を蹴飛ばしたい。最新の学問では、地球というものを、様々な分野に及ぶ専門的知識を用いて総合的にとらえなければならないと考えているらしい。その結果浮かび上がってきた地球は、こんなことまでわかっているのか、こんな風に動いているのか、と、知る喜びが多すぎて興奮してしまった。僕らの住む地球は、高度に自律的なシステムを備えた神秘的とも言える存在であるようだ。もともとこういう分野は好きで、楽しみにしていたのだけれど、期待を遥かに上回る面白さだった。中下巻も楽しみすぎる。2017/01/04

はるわか

29
138億年前宇宙誕生、ビッグバン、素粒子、反物質、対生成、対称性のやぶれ、元素の誕生、集積と収縮、自己組織化、ダークマター、万有引力の法則とケプラーの法則、太陽系の誕生、46億年前地球誕生、巨大衝突、月、今の安定した環境は月の存在のおかげ、地球の自転、潮汐作用。微惑星の衝突、衝撃波、海の誕生、核とマントルの分化、鉄、恒星、ニュートリノ、超新星爆発、分化。プレート・テクトニクスと大陸、大陸の分裂・合体とウィルソンサイクル、ヌーナ/ロディニア/パンゲア、大西洋と太平洋。大気と海洋の誕生と炭素循環、気候変動。2016/12/21

かごむし

26
下巻を読まずに長い期間が経ってしまったので再読。改めて、要領よくわかりやすくまとめた、著者の説明のうまさに驚く。あまり本の再読をしない方だが、当然のことながら、二度目の方が知識が定着するなと思った。本書は宇宙の誕生から語り起こし、太陽系の誕生、そして地球が誕生してからおよそ40億年を取り扱う。キーワードは地球という「システム」。面白いなと思うのは、身近な物理的、化学的法則が、そのシステムにもそのまま適用されるので、複雑な地球システムをスッキリと理解できる。人類の叡智とは大したものだとうなる読書でもあった。2017/05/13

びっぐすとん

17
図書館本。上巻は宇宙の始まりから説明。宇宙が誕生して1秒もしないうちに起きた目まぐるしい変化、そして3分後にヘリウム原子核がうまれ、次の変化が起きるのは38万年後!いやはや時間の感覚(間隔)が・・。現在、ハビタブルゾーンにある系外惑星の研究が進んでいて、地球以外にも生命がいるのではないかと探しているが、水の有無だけでなく地球という星そのものが幸運の連続で出来上がった星だと知ると、どんな形の生物であれ、知的生命体にまで進化する星は相当難しいかも。一点気になったのは太陽は白色矮星になるから爆発はしないはず。2019/12/14

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