中公新書<br> 財務省と政治―「最強官庁」の虚像と実像

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財務省と政治―「最強官庁」の虚像と実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121023384
  • NDC分類 317.24
  • Cコード C1233

出版社内容情報

予算編成を担い、「最強官庁」と称されてきた財務省。90年代以降の政治改革と統治構造改革を経て、その力と役割はいかに変わったか。

内容説明

国家の財政を担い、「官庁の中の官庁」「最強官庁」と称される財務省(旧大蔵省)。55年体制下では自民党と蜜月関係を築いた。だが90年代以降、政治改革などの統治構造改革が、首相の指導力強化と大蔵省「解体」を推進。2001年には財務省へ衣替えした。小泉政権、民主党政権、第二次安倍政権と政治が変動するなか、経済停滞と少子高齢化により財政赤字の拡大は続く。20年以上の取材をもとに「最強官庁」の実態を追う。

目次

序章 五五年体制―自民・大蔵の「共犯システム」
第1章 「無謬」神話の終わり
第2章 金融危機と大蔵省「解体」
第3章 新生・財務省と小泉政治
第4章 政権交代とねじれの激流
第5章 アベノミクスとの格闘
終章 最強官庁のいまとこれから

著者等紹介

清水真人[シミズマサト]
1964(昭和39)年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て、2004年より経済解説部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
これを読むとかなり今の財務省や昔の大蔵省が政治に対してはかなりしたたかな対応をしてきたということがよくわかります。著者は政治担当の新聞記者でかなり様々な情報からこの本を書き上げたのだということがよくわかりました。週刊誌記事や新聞記事をあまりうのみにしないでときにはこのような本を読むのもいいと思いました。2016/01/29

kawa

31
90年代から約25年、最強官庁の大蔵・財務省と政治の関わりをドキュメント。紹介される某大学教授の弁「財政でも税制でも世の中の大半から嫌われる厳しい主張を展開する。政治家に水面下で根回しし、見据えた着地点に誘導していく。結果として泥をかぶる。」のが財務官僚、なるほど。良きにつけ悪しきにつけ日本を影からコントロールしているのですね。客観報道が建前の新聞記者さんが著者ゆえか、読み物としては長くて苦戦。帯でうたう「迫真のドキュメント」を楽しめるところまではいかなかったな。2020/02/07

壱萬弐仟縁

29
財政規律を重視し、予算編成や税制改正を司る財務省が、2015年度末で国債残高が対GDP比160%に上る800兆円を超える借金財政になぜ陥ったか?(ⅵ頁)国家総動員的な日銀法改正(68頁)。新日銀法3条で金融政策の自主性は尊重されなければならないと明記した(69頁)。昨今のマイナス金利は裏目に出たようで、安倍も黒田も責任を取ろうとしていない(2月14日現在)。リーマン・ショック4回分(110頁~)。拓銀、山一証券、長銀、日債銀を連鎖破綻させたのを受けての指摘。2016/04/01

kei-zu

24
55年体制からアベノミクスまで裏方として政治を支えた大蔵省(財務省)。 経済情勢や政治情勢に翻ろうされながら霞が関で存在感を示して来た様子が興味深い。 役人の端っこにいる立場として(まして財政に携わった経験があることもあって)、記述される政治と官僚の関わりに胸が苦しくなることも少なくなく。2021/08/31

おさむ

24
うーん、この手の財務省と政治の権力争いものって既視感があります。結局、マスコミがつくる構図、筋書きにあわせてるだけなんですよね。インサイド話も特に新味もなし。日経の現役編集委員の本ということで読みましたが、残念ながら期待はずれでした。2015/10/02

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