中公新書<br> 戦略論の名著―孫子、マキアヴェリから現代まで

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戦略論の名著―孫子、マキアヴェリから現代まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022158
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C1231

内容説明

戦略とは何か。勝ち抜き生き残るために、いかなる戦略をとるべきなのか―。古今東西の戦略思想家たちの叡智が結集された戦略論の中から、『失敗の本質』で知られる編著者が現代人必読の12冊を厳選。孫子、マキアヴェリ、クラウゼヴィッツの三大古典から20世紀の石原莞爾、リデルハート、クレフェルト、そして21世紀の最新理論まで網羅し、第一線の研究者が詳細に解説する決定版。各章末に「戦略の名言」を付す。

目次

孫武『孫子』(紀元前五世紀中頃~四世紀中頃)―戦わずにして勝つためには
マキアヴェリ『君主論』(一五一三年)―君主の持つべき特性と力とは
クラウゼヴィッツ『戦争論』(一八三二年)―戦争とは何か
マハン『海上権力史論』(一八九〇年)―海軍の存在価値とは何か
毛沢東『遊撃戦論』(一九三八年)―弱者が強者に勝つためには
石原莞爾『戦争史大観』(一九四一年)―最終戦争に日本が生き残るためには
リデルハート『戦略論』(一九五四年)―戦争に至らない、戦争を拡大させないために何をすべきか
ルトワック『戦略』(一九八七年)―戦争の意義とは何か
クレフェルト『戦争の変遷』(一九九一年)―戦争の本質と新時代の戦争とは
グレイ『現代の戦略』(一九九九年)―現代戦略をクラウゼヴィッツ的に解釈してみる
ノックス&マーレー『軍事革命とRMAの戦略史』(二〇〇一年)―戦史から学ぶ競争優位とは何か
ドールマン『アストロポリティーク』(二〇〇一年)―古典地政学を宇宙に適用するとどうなるか

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1935(昭和10)年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D.取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校社会科学教室教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て、同大学名誉教授、クレアモント大学大学院ドラッカー・スクール名誉スカラー、富士通総研経済研究所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Koning

26
孫子、マキアヴェッリ、クラウゼヴィッツ、マハンの古典からリデルハート、毛、石原といった20世紀中盤、そしてルトワック、クレフェルト、グレイ、ノックス&マーレーときて最後にドールマン(笑)と、各著者の代表作やその概要をざーっと詳解する書評本。編著者が経営屋さんなのでちょっと選択基準がうーん?と思う所も無くはない&それぞれ20ページ足らずで詳解しているということもあって、知らない人には良いと思うのだけれど、これで概略でもかっちり覚えた気になるとやばいかな?という感じ。通勤のお供には良さげです。2013/11/24

ロッキーのパパ

26
孫子から2000年代までの戦略に関する名著のダイジェスト。 名前を知っているのはリデル=ハートまでだし、少しでも内容をを知っているのマハンまでなので、最近の戦略論の話題は参考になった。 クラウゼヴィッツが現代でも大きな影響を残しているのは、まあ予想どおりかな。それよりも、孫子が現代の欧米でも評価されているのは意外な気がする。2013/08/29

KAZOO

19
孫子から最近までの戦略論の本を12冊あげてその本の解説をかなり詳しく書かれています。過去に著名な本が半分を占めていますが、最近の本でまだ翻訳されていない本もあって今後読んでみようという気にさせてくれました。2013/10/23

ceskepivo

18
全部で12冊の戦力論の著書が紹介されているが、当然ながら、深い内容は紹介されておらず、読者は気に入った著書を見つけたら、個別に読む必要がある。それでも、総論の野中氏の次の言葉が心に残った。「ほんとうに「平和」を実現したいと臨むなら、戦争の中に現れる人間の弱さや浅ましさ、愚かさなどの感情全てを平常心を持って、リアリティとして受け入れなければならない。これこそが真のリアリズムである。」2014/08/07

MAT-TUN

18
なかなか興味深い。本書で紹介されている近年の著作は読んだことが無い本が多かった。孫子の彼を知り己を知るの精神や、不戦屈敵の考え方は、おそらくあらゆる戦略論に通底する概念だろう。孫子は、文章が簡古で韻を踏んだ流暢な文体で読むと文章の優れているところにもこの上なく惹かれる。孫子、クラウゼヴィッツの戦争論、君主論はしばしば参照していたので、さらにほかの書籍も読み進めたい。近年の尖閣諸島の問題に鑑みて、特に、マハンの海上権力史論に興味を持った。2013/06/02

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