中公新書<br> アメリカ黒人の歴史―奴隷貿易からオバマ大統領まで

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中公新書
アメリカ黒人の歴史―奴隷貿易からオバマ大統領まで

  • 上杉 忍【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121022097
  • NDC分類 316.853
  • Cコード C1222

内容説明

黒人たちはアメリカ社会の底辺にいるとされてきた。だが、二〇世紀の後半、徐々に社会的上昇をとげ、中産階級の仲間入りをする者も現れた。政財界に進出した例も多く、文化や芸能、スポーツなどの分野でも活躍は目覚ましい。本書は、アメリカ独立以前から南北戦争、公民権運動を経て現代まで、差別にさらされながらも、境遇改善への努力を積み重ねてきた彼らの歩みを辿るものである。また、今なお残された諸問題も指摘する。

目次

第1章 黒人奴隷制共和国アメリカ―一五〇二‐一八六〇年
第2章 南北戦争から「どん底」の時代へ―一八六一‐一九二九年
第3章 大恐慌・第二次大戦期の黒人―一九三〇‐一九四五年
第4章 冷戦下の公民権運動―一九四六‐一九六五年
第5章 脱人種「白人保守革命」の時代―一九六六‐一九九二年
第6章 「分極化」と「多様化」の時代―一九九三年以降

著者等紹介

上杉忍[ウエスギシノブ]
1945年(昭和20年)、中国・大連に生まれる。東京都立大学人文学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得修了。博士(社会学)。静岡大学教授、横浜市立大学教授などを歴任し、現在、北海学園大学人文学部英米文化学科教授。横浜市立大学名誉教授。専門はアメリカ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

69
出版時(10年前、オバマ再選直後)以来の再読。岩波新書の同名書(本田創造著)のアップデートを目指すということで、敢えて「黒人」という言葉を使っている(人種という概念が政治的なものであることを承知の上で)。全体の3/4は他書と大きく内容が変わるわけではないが、1970年以降の動きは色々と示唆が多く興味深い。特に黒人運動の混乱、インナーシティ問題、麻薬と収監者の増加(産獄複合体)など。ちょっと残念なのは音楽について弱いこと。特に公民権運動の高揚とソウル(サム・クック~カーティス・メイフィールドなど)は捨象。2023/04/16

1959のコールマン

64
☆5。発行年度の関係上、トランプ大統領以降は書かれていない。とはいえ新書とは思えない内容の細かさ、重厚さ。これで充分現在のアメリカを捉える事が出来る。特に公民権運動以降の流れは圧巻で、丸ごとアメリカ史の大学講義を受けているかのようで、ついていくのが大変だった。読み進めるごとに現代のアフリカン・アメリカンの置かれた情況の複雑さ、困難さがひしひしと伝わってくる。特にp202からの「産獄複合体」についての記述は考えさせられた。推薦本。2020/09/05

サアベドラ

19
アメリカ史家による手堅い通史。2013年刊。新書だが参考文献、インデックス完備のちゃんとした歴史書。ただしテーマが大きいため、60年代の公民権運動以降は、重要な事件を押さえつつ、アフロ・アメリカンと白人それぞれの社会の変化を素描するスタンス。各章の最後にジャズやヒップホップなど文化史的記述を加えて、政治に偏らない構成になっているのが良い。近年は従来の奴隷として連れてこられた人々の子孫以外に、アフリカ本土やカリブから移民として来る人も増えてきているが、白人保守層はすべて黒人と一括りして差別しているという。2018/06/01

fseigojp

15
ジャズ好きなら、その背景も知らねばと痛感2019/12/17

くまくま

9
人が人として扱われない時代がかつてあったこと、そしてそれが現在も差別意識としてアメリカに根強く残っていること。これらは日本に住む限りは実感としては分からない。黒人の歴史はアメリカという大国を理解する上では避けては通らない問題。2019/09/05

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