内容説明
荒涼とした砂漠に、突如、大花園が出現する。雨季とともに花開き、まもなく消えてしまう幻の花景風だ。南北600キロも花街道がつづく南アフリカ、クリスマスリースのような花束が咲くオーストラリア、世界でもっとも乾燥した大地がピンクの花で敷き詰められるチリ、瑠璃色の花が砂丘を埋め尽くすペルー。これらすべての花園を訪ねて地球を何周も巡った写真家が、多種多様な花、そこに生きる人々や動物の姿をカラーで紹介。
目次
第1章 ペルー共和国―海霧が作る花園(運命のガイド;インカ道 ほか)
第2章 南アフリカ共和国―蛍光色の極楽花園(世界一美しい港町;神々の庭 ほか)
第3章 オーストラリア連邦―一万二〇〇〇種類の花園(新たなる目的地;ナンバン国立公園 ほか)
第4章 チリ共和国―幻の巨大花園(世界一美しい花を求めて;コピアポ ほか)
最終章 四大花園を旅して―光のルーツを追って(エルキ渓谷;インドラの網)
著者等紹介
野村哲也[ノムラテツヤ]
1974年、岐阜県生まれ。中部大学大学院工学研究科修了。高校時代から山岳風景や野生動物を撮りはじめ“地球の息吹”をテーマに、アンデス、南極、パタゴニアなどに被写体を求める。2011年より南アフリカのステレンボッシュに移り住み、四季を通してナマクワランドの花園を撮影する。今までの渡航先は85ヵ国に及び、秘境のツアーガイドやテレビ番組制作にも携わる。日本国内ではスライドショーなどの講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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