内容説明
人間は動物をどう捉えてきたのか。古代から近代に至る動物論の系譜を辿り、二十一世紀の倫理的な課題を照らし出すスリリングな思想史。
目次
序章 動物の方へ、人間のために
第1章 動物論の前史
第2章 デカルトの衝撃
第3章 魂―物質と非物質の間
第4章 “常識派”への揺り戻し
第5章 論争のフェイド・アウト
第6章 現代の“動物の哲学”
終章 “動物霊魂論”が浮き彫りにするもの
著者等紹介
金森修[カナモリオサム]
1954(昭和29)年、札幌市に生まれる。86年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(哲学・パリ第一大学)、筑波大学講師、東京水産大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専攻、フランス哲学、科学思想史、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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