中公新書<br> 英語の質問箱―そこが知りたい100のQ&A

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中公新書
英語の質問箱―そこが知りたい100のQ&A

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121020864
  • NDC分類 830
  • Cコード C1282

内容説明

英語学習には、躓きの石がごろごろ。ちょっとした疑問に引っかかって、前に進めなくなることも少なくありません。英語を学ぶ老若男女から寄せられた疑問・質問の中から、英語をマスターする上で有用な事柄を一〇〇選び、明快な回答を付しました。疑問・質問は、「文法・語法」「語義・語源」「口語・俗語」「歴史・文化」「宗教・文化」に大別されるため、各項目にはこれらのカテゴリーも示しました。語学習得のコツも紹介。

目次

“How do you do?”は絶滅寸前?―笑顔で“Hi!”
「l」と「r」の発音はどうやるの?―裏ワザあります!
英語にも回文がありますか?―日本語のほうが面白い
「come」と「go」の違いは?―「接近」と「離反」
英語の故郷はどこに?―ドイツ語との深い関係
「at」と「in」の違いは?―「at」は点、「in」は領域
「つきあっている人いる?」を何て言う?―意外な動詞を使います
意味の区別、どうするの?―単語がもつ基本イメージを
忘年会のお誘いメール―堅苦しいのは禁物
「メリークリスマス!」と言わない?―アメリカは多民族国家〔ほか〕

著者等紹介

里中哲彦[サトナカテツヒコ]
1959(昭和34)年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。河合塾講師、河合文化教育研究所研究員(「現代史研究会」主宰)、コラムニスト、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SOHSA

30
《図書館本》サブタイトルにあるとおり知っていそうで実はよくは知らない英語の豆知識が満載の本。ほんのスキマ時間にどこの頁からでも読めるのが楽しい。言語を理解することはそれを母国語とする人たちの思想や思考を理解すること。「なるほど、そういうことか」のちょっとした積み重ねが、結局、異文化理解に繋がる。なかなかに面白く、かつためになる一冊。2018/04/30

わたなべたけし

18
東京新聞・中日新聞に連載中の「英語の質問箱」の新書版。英語に関する様々な種類の質問に対して、詳細に解説される。 英会話・英文法に関するものから、歴史や宗教に関するものまで、読むと、英語学習に向かう気持ちが新たになるのではないだろうか。 新聞の連載の方も読んでみたい。2014/09/23

よし蔵

17
思いの外ためになった。単語の語源や、応援するときの「ファイト」、など日本人が知っている単語でも意味や捉え方が違うものがあって、こういう機会でもなければ知らないままだったと思う。繰り返し読んで覚えたい。2014/11/22

Gatsby

16
英語学習に必要なたった2つのことは、目標を明確にすることと、音読を心がけることである。そう書いてあるのを読んだだけで、共感を覚えた。内容としては、英語の背景にある教養の部分も含めて、広く、楽しい話題を取り上げている。レベルとしては、それほど高度な内容ではないが、英語を仕事としていない人ならば、十分に勉強になると思う。たとえば、冠詞のaとtheについて、a/an = one of many: the = one and onlyと説明されているが、この感覚をしっかり身につければ、会話や作文が楽しくなる。2011/01/05

びっぐすとん

15
『英文法の楽園』が面白かったのでこちらも読んでみた。以前、英会話教室で「Taro is taller than me.なのかthan I.なのか」と他の生徒さんが訊ねたところ、先生は首を傾げつつ暫く考えて「どっちもOKだけど、meが普通だと思う。自分はmeを使う。年配の人にはIを使う人もいるかも?」と言っていた。この本を読んで理由がわかったので、感覚じゃなく納得出来た。春夏秋冬、東西南北など日本語と順序が違うものも気を付けよう。山川の規模の感覚の違いも知らないと会話にズレがでそう。為になるのに面白い本。2019/01/27

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