出版社内容情報
日本には二百を超える外国人学校がある。自主性を重視する授業、異文化理解のためのカリキュラムなど、先進的な事例を紹介する。
内容説明
日本には現在、二百校異常の外国人学校がある。多国籍の子どもを対象とするインターナショナル・スクール、駐在者の子弟が多いフランス人学校やドイツ人学校、アジア系の朝鮮学校や中華学校、最近増えているブラジル人学校…。由来もカリキュラムも様々だが、どの学校も、身近な異文化の象徴として国際交流の舞台となっている。あまり知られることのない外国人学校の歴史やシステム、授業風景を紹介し、その意義を考える。
目次
序章 注目を浴びる理由
第1章 子どもたちの学校生活―日本の学校とどんな違いがあるのか
第2章 学校のシステム―システムで異なる点はなにか
第3章 日本にあるアジア系の外国人学校―どんな教育ニーズに応えているのか
第4章 日本にある欧米・南米系の外国人学校―多様な諸文化の価値を認める学校
第5章 サンモール校から136年の歴史―その始まりと歩みの軌跡
第6章 外国人学校の法的位置づけ―なぜ学校理解のキーワードになるのか
終章 可能性と展望―多文化共生のシンボルとなる
著者等紹介
朴三石[パクサムソク]
1954年、岐阜県で生まれる。1977年、朝鮮大学校政治経済学部卒業。1979年同学研究院(大学院)修了。現在、同学政治経済学部教授。法学博士。専攻・法社会学、在日外国人問題、日本国際教育学会常任理事(1990年~)、同学会紀要編集委員会委員長(1998~2000年)、山梨大学(1992年)、鹿児島大学(1999年~)非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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