出版社内容情報
フランス革命のドラマに満ちた有為転変を追いつつ、当時を生きた人々の息遣いや社会の雰囲気を丁寧に取り上げ、革命の時代を鮮やかに描き出す。
内容説明
一七八九年、市民によるバスチーユ襲撃によって始まったフランス革命は、「自由と平等」という光り輝く理想を掲げ、近代市民社会の出発点となった。しかし、希望とともに始まった革命は、やがて恐怖政治へと突入、ナポレオンを登場させ、彼の皇帝即位をもって幕を下ろす。本書は、ドラマに満ちた革命の有為転変をたどりつつ、当時を生きた人々の息づかいな社会の雰囲気を丁寧に追い、革命の時代を鮮やかに描き出す。
目次
序章 フランス革命とは
第1章 「古き良き革命」の時代
第2章 革命的動乱の時代へ
第3章 国王の死
第4章 ジャコバン政府の時代
第5章 恐怖政治―革命政府の暗黒面
第6章 ナポレオンの登場
著者等紹介
安達正勝[アダチマサカツ]
1944(昭和19)年岩手県盛岡市生まれ。フランス文学者、歴史家。東京大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ大学等に遊学する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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