中公新書
古代往還―文化の普遍に出会う

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  • サイズ 新書判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121019493
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1292

出版社内容情報

万葉集の大家である著者ならではの、言葉にまつわるエッセイ83篇。日本書紀からケルト神話まで自在に行き来し、人の想いを見つめる

内容説明

一篇の神話や伝説にはもちろんのこと、一首のうた、一つの言葉にも豊饒な物語があふれている。そこから伝わってくるものは、古今東西どこで生をうけていても不思議なほど似通った、人びとの喜びや悲しみ、想い、悩み。万葉集からギリシャ神話、ケルト神話まで自在に題材をとり、日本と世界、古代と現代をひとしく眺めるエッセイ八三篇。著者の目を通せば、数千年の隔たりも遠く離れた土地も、往き来は自在と気づかされる。

目次

第1章 降り立った神がみ
第2章 森羅万象
第3章 土地の記憶
第4章 ことばと響き
第5章 ひととひととの交わり
第6章 いまに息づく古代
第7章 普遍なるもの

著者等紹介

中西進[ナカニシススム]
1929年(昭和4年)東京に生まれる。53年東京大学文学部卒業、59年東京大学大学院博士課程修了。筑波大学教授、国際日本文化研究センター教授、大阪女子大学学長、帝塚山学院理事長・学院長、京都市立芸術大学学長などをへて、現在、奈良県立万葉文化館館長、堺市博物館館長、中央教育審議会委員などをつとめる。国語審議会委員、日本学術会議会員ほかを兼ねた。文化功労者、日本学士院賞、大佛次郎賞ほか受賞。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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れいまん

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1995年頃からのエッセイをまとめて、2008年に新書化したもの 題名通り、古代と現代を往還している 世界中の文物や物語も含めての往還だから、スケールが大きい2022/05/22

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