中公新書<br> ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産

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中公新書
ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産

  • 小林 標【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121018335
  • NDC分類 892
  • Cコード C1287

出版社内容情報

トリビアもプリウスもラテン語! ローマ帝国と共に広まり、今なお影響力を与えつづける言語の魅力を探る。

内容説明

かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教で使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。

目次

ラテン語と現代
世界のなかのラテン語
ラテン語文法概説
拡大するラテン語
ラテン語と文学
黄金時代の文学者
白銀時代の文学者
ラテン語の言葉あれこれ
変わりゆくラテン語
ラテン語はいかに生き延びたか
中世ラテン語
その後のラテン語

著者等紹介

小林標[コバヤシコズエ]
1945年、北海道生まれ。京都大学文学部卒業。京都産業大学教授等を経て、大阪市立大学大学院文学研究科教授。専攻、ラテン・ロマンス諸語比較文献学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

35
登録忘れ。ざっくりとラテン語の概略をおさらいできるのもいいけれど、他の人も書いてる通りラテン語アゲまくり ラテン語出来ぬような輩に物を言う資格は無い!と言いたいんじゃなかろうか?という勢いがある意味楽しいと思えるか、逆に何このじじーと思っちゃうかで評価はがらりと変わる気も。このせんせの独習書は評判も宜しいし、悪かないんだけど、まぁそこらはごにょごにょと(笑)2014/09/23

ヨーイチ

34
語学は苦手、日本語を少々。でも言語学は興味がある。アルファベットが並ぶともうダメ。分量でいくと半分くらいは流し読み。でも読んで良かった。なんと言ってもヨーロッパを形成してきた原動力としてのラテン語なのだなあ、と感心した。尊敬、研究されてきた期間が長すぎて、従って研究の深化がなされているのが流し読みでも伺えた。違っているかも知れないが、我々にとっての漢字の扱いが近いのかも知れない。其々は別な言語でも漢字で物を考える様になった日本、韓国、ベトナムとか。文字の発明、発達に感謝。2021/12/15

イシカミハサミ

14
本書を読んでとりあえず衝撃だったのが、 英語がラテン語とはほぼ他人、という話。 とはいえ終始してラテン語からきた英語の話をするから、 一般ピーポーとしてはラテン語からいろいろあって今の英語、くらいの認識でもそんなに困らないかも。 語順が意味に影響しないとか、 かなり記述に特化した言語、という印象が強まった。 英語に対して「だらしない」という表現をするけれど、 「堕落しきった」言語だからこそ、 英語が今のような変化の絶えない時代にも耐えて、 広く使われる言語になったのだと思う。2021/11/30

六点

13
著者のラテン語への愛が強く感じられる案内書である。ラテン語の規則性の強さが、英米のインテリをして現存言語の乱雑さを嫌悪させていると書いている。ラテン語の生命力の強さはその規則性によるもので有るのが理解できた。ラテン語教養の必要性が、古典を学ぶことの大切さをひしひしと感じた。2017/05/05

ふぁきべ

11
著者のラテン語が文法的に厳格で純粋であるがゆえに多言語よりも優れている、という考え方には全く同意できないが、ラテン語についての様々な事柄について学べる良書。ローマ字の元となったギリシャ文字はフェニキア文字が元になって作られたものであることは知っていたが、フェニキア文字はアフロアジア語の文字体系にありがちな母音を表さない(アブジャド)ものなので、ギリシャ語を表すのに不可欠な母音がなく、フェニキア文字の中でギリシャ語を表すのに不要であったものを母音に充てた、という背景は知らなかった2023/02/01

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