内容説明
肥満になると高血圧や糖尿病、高脂血症のみならず、ガン発症の可能性も高くなる。わかっていても痩せられないのは、意志が弱いから？食生活を変えるべきか、運動が足りないのか、サプリメントを試すべきか、それとも？単なる減量ではなく、適性体重を維持し健康であるために、どうすればいいのか。本書は遺伝子研究の成果も用いながら、体脂肪が作られるしくみをわかりやすく解明。効果的なダイエットの方法をさぐる。
目次
第１章 ヒトはなぜ肥満になるのか
第２章 肥満の文化史
第３章 体重はどのように調節されているのか
第４章 健康を維持するための体脂肪とは
第５章 ダイエット法を検証する
第６章 肥満社会の未来
著者等紹介
蒲原聖可［カモハラセイカ］
高知県に生まれる。徳島大学医学部卒業、同大学院修了。医学博士。１９９６～９９年、米国ロックフェラー大学にて肥満および糖尿病に関する研究をおこなう。２０００年より、東京医科大学病院総合健診センター医師。（株）ＤＨＣ研究顧問
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感想・レビュー
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ゆきのすけ
3
運動して、食事に気をつけていればやせるかと思えばそうでもないことに驚く。脳が自身の体脂肪率を把握していて、そこに合わせようとしてしまうらしい。逆に食べすぎたからといって太りつづけるわけでもなく、太れば太った身体を維持するエネルギーを使って痩せる。あくまで身体の設定した基準に留まろうとする。セットポイント理論。この基準を下げる方法があれば根本的に痩せられるということ？アトキンズダイエットについての記述あり。2013/02/11
Junko M
1
正直言って、あまり役に立たなかった。感情にも訴えるものなかったし。著者さん、ごめんなさい。2011/01/09
石ころ
0
遺伝子め…！痩せないのは遺伝子のせいとも言えるのか2015/08/20
kozawa
0
ダイエットにまつわる話題としては結構まともじゃないかと2010/07/13
readtuktuk
0
肥満について遺伝子を研究してきた著者が最終的に「予防可能な生活習慣病については、自己責任を徹底させるべきだ」という論が面白い。また、マクドナルドなどのファストフード企業に「ジャンクフード税」を課税すべきというアイデアいい！2009/02/04
