出版社内容情報
無党派が多数を占め、選挙はゲームになった。有権者と政党の新たな緊張関係を、近年の選挙結果は示している。本書は、マスコミ世論調査のデータを徹底収集し、日本人の政治意識に生じた変化を新機軸の図表を使って浮き彫りにするものである。また、戦後日本の世論調査を政治的・社会的視角から検証。「政治ばなれ」の実態は? 無党派とはどういう人々か? 世代政党化する自民党の末路は? 巻末に資料データ編を付す。
内容説明
無党派が多数を占め、選挙はゲームになった。有権者と政党の新たな緊張関係を、近年の選挙結果は示している。本書は、マスコミ世論調査のデータを徹底収集し、日本人の政治意識に生じた変化を新機軸の図表を使って浮き彫りにするものである。また、戦後日本の世論調査を政治的・社会的視角から検証。「政治ばなれ」の実態は?無党派とはどういう人々か?世代政党化する自民党の末路は?巻末に資料データ編を付す。
目次
1 「無党派集合」の多数派化
2 世論調査にみる政党支持(政治意識の指標;比較のための基準と方法;政党支持率 ほか)
3 自民党支持の長期的トレンド(年齢と世代;年功序列型支持構造;「年功政党」から「世代政党」へ)
4 政党支持の「時代化」/世論調査の「時代化」
著者等紹介
松本正生[マツモトマサオ]
1955年、長野県生まれ。埼玉大学経済学部教授。中央大学法学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士後期課程修了、政治学博士。著書に『世論調査と政党支持』(法政大学出版局)『戦後世代の価値観変化と行動様式の変容』(共著、社会経済国民会議)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。