中公新書<br> ヨコハマ公園物語―港町の歴史を歩く

中公新書
ヨコハマ公園物語―港町の歴史を歩く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015532
  • NDC分類 518.85
  • Cコード C1225

内容説明

幕末に一寒村に過ぎなかった横浜は、今や街全体がテーマパーク。異国情緒あふれる街並みは、開国以来の外国人との交流と、公共スペースを重視した近代的都市計画の精華だ。その中心は公園。日本最初の洋式公園山手公園、野球場のある横浜公園、田園都市計画の核となった三渓園、臨海公園の先駆山下公園の誕生と変貌の軌跡を辿ろう。国際港湾都市の景観をつくった人々の希望と労苦を描き、街づくりの今後を展望する。

目次

序章 横浜開港と原野の新開地
第1章 山手公園の誕生―「行楽」の街づくり
第2章 横浜公園の誕生―「安全」な街づくり
第3章 三渓園の誕生―「田園」の街づくり
第4章 山下公園の誕生―「水辺」の街づくり
終章 戦後の公園づくり

著者等紹介

田中祥夫[タナカヨシオ]
1931年(昭和6年)、東京・浅草に生まれる。早稲田大学第一理工学部建築学科卒業。工学博士。1954年~91年、横浜市役所にて街づくり・住宅計画に携わる。現在、東海大学大学院・関東学院大学非常勤講師。建設省・中央建設工事紛争審査会特別委員。著書に『神奈川県建築史図説』(共著)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroyuki Nakajima

1
横浜の公園の歴史を開港当時に遡って書き記した本でした。外国人向けに作られた山手の公園、私有地だった三渓園、関東大震災の震災瓦礫の廃棄場の上に作られた山下公園等々知らないことも多く興味深い本でした。 放射線の問題が無ければ震災瓦礫で海を埋め立てて新しい公園が作られたかも知れませんが・・・2012/03/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/607235
  • ご注意事項