内容説明
21世紀はアジアの世紀であり、中国の、客家の世紀、さらには21世紀に通じる大きな門の鍵は客家が握っていると言われる。今、急成長を遂げる華南経済圏の主役は、華南、香港、マカオ、台湾、東南アジアの客家である。客家は元来、漢民族の一つの支系であり、客家人は客家語を使用し、黄河流域に歴史的血縁と地縁をもち、共通の生活様式、風俗習慣、信仰理念で結ばれている。客家出身の筆者が彼らの源流・文化・人物を検証し原像にせまる。
目次
第1章 時代を動かす風雲児
第2章 「客」は何処より来たるや
第3章 田畑は売っても、客家語は捨てぬ
第4章 食も客家にあり
第5章 壮大な宇宙論の再現
第6章 山歌を口にしないと心がなえる
第7章 揺るぎなき遺風
第8章 家庭の大黒柱
第9章 教育こそ家の宝
第10章 征服に屈しない反骨者
第11章 客家を支える無形の柱
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- 和書
- アコギなのかリッパなのか