中公新書<br> サンバの国に演歌は流れる―音楽にみる日系ブラジル移民史

中公新書
サンバの国に演歌は流れる―音楽にみる日系ブラジル移民史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121012630
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C1225

内容説明

明治四一年六月、サントス港に着いた笠戸丸に始まる日系ブラジル移民の歴史にあって、歌は最も民衆的で手っ取り早い娯楽であり続けた。しかも異国に同化せず、日系人のさくの中にとどまり、民族的境界線を形成してきた。本書は、長期間にわたる綿密な調査を下に、戦前を演芸会の時代、終戦から80年代までをのど自慢の時代、その後をカラオケの時代と呼んで、歌の「場」の変遷からブラジル日系社会の歴史を解き明かす試み。

目次

第1章 演芸会の時代―1908年~1945年
第2章 のど自慢の時代―1945年~1980年
第3章 カラオケの時代―1980年~現在