中公新書<br> 人生にとって組織とはなにか

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中公新書
人生にとって組織とはなにか

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784121009852
  • NDC分類 361.6
  • Cコード C1236

内容説明

本書は、伝統的地縁・血縁社会から近代的“社縁”社会への転換のなか、〈会社〉を中心に組織の歴史をたどり、組織と組織人の諸相を分析、組織と人間のさわやかな関係を模索する。

目次

序章 組織人のつぶやき
第1章 社縁人間の誕生
第2章 組織の時代
第3章 建築としての組織
第4章 組織人間の諸相
第5章 不安の解析
第6章 流動化する組織
終章 人生にとって組織とはなにか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

4
1990年刊行。社会学者による「組織」に関する論考集。読み手にサラリーマンを想定して個人と組織の関係性を解説する。スペシャリストとジェネラリストに関して、ジェネラリストとは「何でも少しずつ器用にこなしてゆく何でも屋」ではなく「どこかの分野のスペシャリストが異質なものとの交わりを通じてその間口を広げてゆくことで誕生するもの」という指摘に合点。文芸としての社会学を標榜する著者だけあって、サラリーマン小説の変遷など、細かい雑学も面白い。ちなみに、著者の加藤氏は中公新書の「刊行のことば」を書いた人でもあります。2020/04/11

人生魔王

1
組織と人間/人生のあり方について、色々なテーマ角度からエッセイ風にまとめた本。組織のしきたりや風土などの中でうまく生かされ生きていくためのヒントが多いください30年前に書かれた本書の内容は今とほとんど変わってないのが笑える。人間であるイコール組織人であるがゆえに、清濁併せて組織であることを自覚して、より良い人生をどうクリエイトしていくか。そのためには、組織というものについての洞察力がキーワードになる。洞察した法則を実践で試しながら自家薬籠中、いや自己中中中で飄々とかつ超然と楽しく生きていこう!2020/08/28

ゆーき(仮)

1
社会や組織に関わるワード一つ一つに筆者なりに定義を与えた本。どちらかというと辞書に近い。古い本だが、就活生は斜め読みしてもいいかも。2018/11/30

クジラ

1
タイトルは非常に魅力的だったが、今一歩。目新しいことを求めているのではないが、常識の範囲を超えていなかった。高校生くらいにはいいかもしれない。2013/05/19

kojikoji

1
正直、期待はずれ。学術的にも、ルポ的にも、どちらに偏るのでもなく、新たな知見なし。 2012/12/19

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