中公新書<br> 沢庵―徳川家光に慕われた名僧

中公新書
沢庵―徳川家光に慕われた名僧

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784121008787
  • NDC分類 188.82

内容説明

幕府の宗教政策に抗し、出羽上山流罪の道をあえて選んだ反骨の禅僧・沢庵宗彭であったが、大徳寺帰山を赦されてのちは、一転、将軍家光の敬慕・重用を一身に受け、また柳生宗矩ら幕閣や重臣との交流も深めた。戦国末期から江戸初期に至る変革の時代に、主体的自己の確立という命題を抱き、聖と俗の狭間で呻吟苦悶した名僧の波爛の生涯と、宗教者の名誉である法燈継承を拒否して、孤高独自に終わったその禅思想の真髄をうかがう。

目次

1 沢庵の生涯(出石から京都へ;悟後の修行と諸寺の再建;紫衣事件と流罪;家光の信任)
2 沢庵禅の世界(日常性の禅;主体的自己の確立;辞世「夢」の意味)

感想・レビュー

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人生、思想についてひたすら歴史的に沢庵を見つめる本。 求めていたものではなかったけど結構面白かった。 中公新書209P2010/07/13

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