中公新書<br> 近代絵画史 〈上〉 - ゴヤからモンドリアンまで

中公新書
近代絵画史 〈上〉 - ゴヤからモンドリアンまで

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121003850
  • NDC分類 723.05

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cante

9
西洋美術史の中であまり理解できていない部分を補う為に読んだ。初めロマン主義から話が始まるのは何故なんだろうと思っていたが、写実主義、印象派と続いた後に象徴主義でロマン派の考えの影響が見られるとあって納得がいった。 もう一度読み返すとより理解が深まると思った。

bibliophage

8
時代の流れと同時に画家ごとの話も書かれていて、読みやすかった。ちょうど好きな時代の話だったので楽しみながら読めた。「芸術の歴史においては、理論の体系はつねに天才の創造の後に追うものである」というのはなるほどなと。2017/02/12

shishi

7
[A]新古典派、ロマン派、印象派、象徴主義の手前まで。近代絵画の歴史の概略がつかめる良書。下巻を持っていないので買わなきゃ。2014/02/21

swshght

7
高階さんの本にハズレはない。とにかく「わかりやすさ」が一級だ。本書では近代絵画史を扱う。高階さんの記述の見事さは、作家や作品だけを特権的に扱わず、その「周辺」を丁寧かつ詳細に押さえているところにある。このアプローチは他の著作でも一貫している。思想、宗教、科学はもちろん、当時の社会環境や論争および批評について常に言及することで、作品が成立するまでの「経緯」と成立してからの「受容」を広い文脈のなかで捉えている。とくに絵画の「近代性」に関する分析は興味深い。芸術が時代と不可分な関係にあることがよくわかる。2013/01/24

中島直人

6
(図書館)近代絵画の変遷を、トレンドや流れとして分かりやすく解釈させてくれる。下巻も読んでみたい。2020/02/08

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