いのちは輝く―わが子の障害を受け入れるとき

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いのちは輝く―わが子の障害を受け入れるとき

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120052378
  • NDC分類 493.95
  • Cコード C0036

出版社内容情報

椎名林檎さん絶賛!




「この世に生を受けた
誰しもに関わってくれるやさしい哲学書です」




わが子が障害を持っているという現実をあなたは受け入れられるだろうか……。


不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れることができたときの感動を経験する親がいる一方で、子どもの命を自分の手で奪ってしまおうとする親、病院に捨てられてしまう子どももいる。あまりの障害の重さに治療を迷う医師もいる。


幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、読む者に静かな感動を与える
命の旋律が響き始める。




医学が進み、科学が進歩しても障害や病は消えません。


気がつけば、私たちの社会は医療技術で生命の質を診断する時代に変わってきています。


「授かりものの命を育む時代」が、
「生命の誕生を操作して選別する時代」に入り、
私たちはより一層多くの悩みに直面しているように見えます。


人生の大きな節目であるわが子の誕生という瞬間を、
単純に期待と喜びだけで迎えられない時代を私たちは生きているのかもしれません。(本文より)

内容説明

わが子が障害を持っているという現実をあなたは受け入れられるだろうか。不条理な現実を受け入れるまでの拒絶と葛藤、受け入れることができたときの感動を経験する親がいる一方で、子どもの命を自分の手で奪ってしまおうとする親、病院に見捨てられてしまう子どももいる。あまりの障害の重さに治療を迷う医師もいる。幼い命をめぐる大人たちの拒絶と受容の果てには、読む者に静かな感動を与える命の旋律が響き始める。

目次

1章 あなたは、その現実を受け入れることができますか?(腹壁破裂で生まれて来た赤ちゃん;髄膜炎の赤ちゃんに後遺症 家族の選択 ほか)
2章 障害が重いから、治療をやめてもいいでしょうか?(「13トリソミーならしかたがない」臍帯ヘルニアの赤ちゃん;治療方針決定のクラス分けとトリソミーの赤ちゃん ほか)
3章 出生前診断で命を選ぶのは正しいのでしょうか?(誰もが出生前診断を受けている 胎児超音波検査;胎児超音波検査による腹壁破裂の治療の進歩 ほか)
4章 「人間であることに基準などはありません」(世界の中の障害胎児;日本が進むべき道 ほか)

著者等紹介

松永正訓[マツナガタダシ]
1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー―短命という定めの男の子を授かった家族の物語』(小学館)で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

76
この世に生を受けることの意味、重い障害を持って生まれてくる命。不条理な現実に向き合う親の姿と医師の葛藤。命って何だろうか?重い命題を突きつけられた。2020/02/21

ゆみきーにゃ

66
《図書館》読メで知った一冊。どんないのちでも尊く素晴らしい。出生前診断については色々考えさせられた。2019/11/15

ゆうき

14
重い障害をもった子供たちの『生きたい』と思う生命力に涙しながら読み進めました。障害を持つ子供の親御さんも悲しみや絶望を乗り越えて子供さんを受容するんですね。 同じ母親として愛する子供の幸せを願う気持ちは一緒ですね✨ 出生前診断についてはそれぞれ考えはあると思いますが命の重みを思うと複雑な気持ちになります2019/11/19

ケニオミ

12
娘が生まれた日、連れ合いの実家に報告の電話をしました。そのときまず「五体満足か?」と問われ、大きな違和感を覚えました。本書では、五体満足ではないことが判明した場合の、親や医者の苦悩が描かれています。自分の子供であるにも関わらず、異常があれば、物のように好き嫌いで、殺すことも法律上可能です。生前前診断で、胎児の異常が分かるようになったことにより、この殺す選択が広がりました。かつて「七つまでは神のうち」と言われていましたが、今は生まれる前から神のうちですね。とても考えさせられる内容でした。2019/10/31

しじみ

11
わが子の病気や障害をどう受け入れるか…。著者の実体験が主に書かれており、真に迫る。私の母は病気や障害を持つ子どものデイケア施設で働いており、口癖のように「健康で産まれてくることは奇跡だよ」と言っている。出生前診断の問題も難しい。個人が優生思想を受け入れると、坂を転がるようにやがて社会も優生思想に染まる、という言葉が刺さりました。一人ひとりの命を、社会が受け入れることを目指していきたいけれど、最近のニュースなんかを見ていると困難な道のりのように思えて暗澹とした気持ちになる。2019/12/26

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