発達障害に生まれて―自閉症児と母の17年

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発達障害に生まれて―自閉症児と母の17年

  • 松永 正訓【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2018/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120051159
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。

松永正訓[マツナガタダシ]
著・文・その他

内容説明

「普通」じゃなくてもいいですか?子育てにおける「普通」という呪縛を問う。幼児教育のプロとして活躍する母が自閉症児を授かり、世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。

目次

自閉症と診断されるまで
療育を受ける
保育園という苦しみ
親の会との出会い
絶対音感の子
お母さんと呼ばれたい
こだわり・こだわり・こだわり
小学生になる
転校のとき
いよいよ中学生
トイレに対する偏愛
確認がやめられない
生活音が怖い
相手の心が分からない
学校から社会へ
親亡きあとの我が子の人生
障害を生きる意味
障害児を産まない検査
今日までそして明日から
発達障害を理解するために

著者等紹介

松永正訓[マツナガタダシ]
1961年、東京都生まれ。87年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。13年、『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ann

57
読めてよかった。今後に活かそうなんておこがましいけれど、とても素敵な本。あえてひとつのエピソードを挙げるなら「招待された結婚式」のお話を。2019/08/31

あじ

51
知的障害を伴う自閉症の息子と伴走するお母さんの軌跡のルポ。葛藤と受容を繰り返し17年という長距離を、ふたりは遮二無二に駆けてきた。教育過程と精神面の経過、自立への展望─時間を追って親子の横顔を見つめる。様々な家庭の凡例よりも、一組の親子を辿った内容が自閉症への造詣を深めた。互いにベストなポジションを探りあい、今がとってもいい感じの親子。「障害があってもなくても育てる中で人は親になっていく」母の実感だ。著者は“障碍や障がい”と表記しない理由をこう述べる「子供に障害があるのではなく社会に障害がある」からと─2018/08/25

よむよむ

50
いつもLITALICOで読んでいるコラムの立石さんのお子さんの話と知りました。何冊本を読もうとも、当事者ではない私には実感出来ない事ではありますが、立石さんのあの含蓄深い言葉の全てがここから始まっているのだと感慨深く読みました。そのありとあらゆる想いが愛息に注がれている様子に胸が熱くなります。後半のいくつかの項はコピーして仕事に活用させていただきます。『勇ちゃんはめきめき成長できる子ではない。しかし、長い時間をかけて少しずつ変化し成長できる子なのである。』2019/05/26

ぐっち

39
自閉症の勇太君とお母さんを、医師でもある筆者が取材して書いたという本書。当事者よりも客観的に、しかし完全に他人事でもなく。子供が発達障害だということを最初は受け入れられないが、だんだん受け入れていく母の葛藤が良くわかる。また、母自身も教育者で、勇太君への対応が丁寧で良いなと思う。この本のAmazonのトップレビューが、取材されているお母さんご本人が書かれていて、とても良いレビューなので、興味のある方はそっちだけでも見てみてください。2019/12/14

リリー・ラッシュ

37
知的障害を伴う自閉症児の母立石さんは、わが子に障害があると知り、それまでの当たり前に思っていたわが子の将来が決して叶うものではないことを受け入れ、わが子の生きる世界をありのまま受け入れる。そしてわが子が人生最後の日を迎えるときに『ぼくの人生、幸せだった』と呟いて天国に行けるように、わが子が障害と共に生きる道を模索していく。著者の『「障害児」は社会に出ていくと必ず不利益を被る。その状態を「障害児」と言い表している。子どもに障害があるのではなく、社会に障害があると考えるのである。』という考え方、心に残った。2020/04/19

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