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フランクリン・ローズヴェルト〈上〉日米開戦への道

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  • サイズ B6判/ページ数 567p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120046452
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

アメリカ史上、唯一四選された大統領の決定版評伝。大恐慌からの再建と第二次世界大戦を指導したFDRの素顔と浮気に悩む妻エレノアとの愛憎やホワイトハウス、米国民の実情を克明に描く。上巻は中立からの方針転換、日米開戦へ。ピュリツァー賞受賞作。

目次

決戦の時が来た
BBガンを構えた数人の坊やたち
ハドソンに遡る
ここに居るとつぶされてしまいそう
国家の一大事(ノー・オーディナリー・タイム)
私は曲芸師だ
彼女にはまったくお手上げだな
民主主義の兵器工廠
通常営業
偉大な時を生きていた
まったくの別世界
兵隊ごっこに興じる二人の少年

著者等紹介

グッドウィン,ドリス・カーンズ[グッドウィン,ドリスカーンズ] [Goodwin,Doris Kearns]
ニューヨーク州、ブルックリン生まれ。コルビー・カレッジ卒業後、1964年にウッドロー・ウィルソン・フェローシップを得て、ハーヴァード大学で行政学を学び、博士号を取得。リンドン・ジョンソン大統領時代にホワイトハウス・フェロー(67年から68年)に選ばれたことがきっかけで大統領の知己を得た。フェロー終了後もホワイトハウスで仕事をし、大統領との交流が続き、Lyndon Jonson and the American Dream(1976)を世に出し、大統領評伝作家としてデヴューした

砂村榮利子[スナムラエリコ]
東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。現在首都大学東京非常勤講師

山下淑美[ヤマシタヨシミ]
山口県生まれ。津田塾大学卒業。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。2014年3月まで大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井上裕紀男

21
FDR大統領時代、米の軍事体制が脆弱だったことや妻エレノア氏の苦悩が本書で随所に垣間見えます。FDRのエレノアへの要求は過大だったように思えるシーンが多い。 日米開戦に関する真珠湾攻撃の記述は納得しがたい。場所と時間は分からずとも攻撃時期は予測していたFDRは、先に日本から戦争を仕掛けさせるつもりだったはずなのに触れられていない。 ただ夫妻共に国民へ語りかけ続ける所やホワイトハウス内の事情、当時の人種差別やチャーチル首相との対話についても知ることができます。2021/08/18

かろりめいと

1
「FDRがどうして介入主義者になったのか」が知りたくて読んだが、書かれてなかったので、分からなかったな~(笑)日本についてもほとんど記述なし。蒋介石も出てこない。米の英援助メイン。ヒトラーが大嫌い。共産主義も嫌いでソ連のことはほとんど分からない。チャーチルとは間接直接に頻繁に意思疎通。閣僚は大体ニューディール賛成の介入主義者。1940年当時、まったく戦争準備ができてない。英ソ支援で手一杯で、日独と同時戦争はもってのほか。石油全面禁輸にも反対してる。なので、「日米交渉時間稼ぎ説」は事実と思われる。2018/11/21

カラコムル711

1
こうした伝記を読んで感動したのは初めてに近い。主人公は大統領とその妻のエレノアの二人である。この二人が実に大きな歴史的仕事をしたことはもちろん、人物の素晴らしさこそ感動を呼ぶ。女性の著者であるからこそ女性を含め細かな人物像まで描けている。 実は大統領らのプライベイトのあれこれには正直興味はない。しかし、その描写にこの本の存在価値があるのだろう。 大統領が亡くなったとき、多くの人が心から哀悼したが、それがなぜかがよく理解できる本である。 2015/09/25

あまたあるほし

1
アメリカ側から戦争を見るに相応しい好著。だが日米交渉に関してはあまり詳しくなかったのが残念だ。2014/09/22

Hiroshi Minami

0
全体の感想は下巻を読み終わってからにしたい。ただ、戦争になってからの記述は、日本語が全くなっていない。訳者が軍事の専門家でないのは理解できるが、だからといって「日本の空中攻撃隊」とか「魚雷型爆弾」とか書かれてしまうと、SFかファンタジーでも読んでいる気分になってくる。2015/04/05

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