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達成の人―二宮金次郎早春録

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120040856
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

病床の父と二人の弟を抱える赤貧生活の中の誓い――武家・農村復興に並はずれた手腕を発揮した二宮金次郎(尊徳)若き辛苦の日々

内容説明

病床の父と二人の弟を抱える赤貧生活。少年はひとつ、またひとつと誓いを立てる―武家・農村復興に並はずれた手腕を発揮した二宮金次郎(尊徳)の若き辛苦の日々。

著者等紹介

植松三十里[ウエマツミドリ]
静岡市出身。出版社勤務、七年間の在米生活などを経て、2002年「まれびと奇談」で第九回九州さが大衆文学賞佳作、03年「桑港にて」で第二十七回歴史文学賞受賞、05年「三人の妾」で小学館文庫小説賞優秀作品入選。09年には『群青日本海軍の礎を築いた男』(文藝春秋)で第二十八回新田次郎文学賞、『彫残二人』(中央公論新社)で第十五回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいべきん

4
ほぼ架空の人物かと思ってたw 実在したんですね、二宮金次郎さん。でもなんか、前半と後半で別人になったみたい。積小為大には納得。そのためには犠牲も小さくはない気がするけど。2022/10/19

はな

2
二宮金次郎さんがこんなにも苦労をしていた人だったとは。最後のお紀乃さんとの離縁辺りから展開がバタバタして、それまでが丁寧な描写だった分あっけなく終わってしまった感がありました。2011/10/26

四男の母

1
子供が二宮金次郎の本が読みたいと言うので、最近ハマってる植松三十里さんの本を読んだ。勤勉家ということしか知らなかったので、こんなに苦労して努力をしたことに驚いた。よかったので、後半生もあればと思った。2019/07/23

あかんべ

1
名前は有名なのに何を、達成したのかあまり知られてないような気がする。幼い日の苦労は、涙をさそう。お波を後妻にしたあとの話が駆け足なのは、早春録とあるせいか?続編があるなら読んでみたい。2011/09/05

yearning for peace

1
二宮金次郎幼少時代の「負薪読書像」ぐらいしかすでにイメージがありませんでしたが、父母を早くに亡くすという不遇のなかで、未成年ながらも長男として家を必死に守る姿には圧倒されました。父や奉公先で教えてもらった「三樹の教え」「積小為大」を基本として、「五常講」などのさまざまな倹約方法を案出し実行する行動力にも胸を打たれました。今の時代に学ぶべき点が多いと思いますので、ぜひ評伝などを読んでみたいと思います。2010/01/02

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