闇の陽炎衆―刺客請負人

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120040085
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

再び菊姫の護衛を引き受けた松葉刑部。お家騒動に付け入ろうとする幕閣の権力者・柳沢吉保の刺客・陽炎衆が刑部に襲いかかる!

内容説明

ある日、貴船藩十万石の江戸家老・安川喜左衛門が、松葉刑部を訪ねてきた。数年前の貴船藩お家騒動で、正当な後嗣・菊姫を“孤臣”として護りぬいた刑部に、再び菊姫の護衛を懇願する喜左衛門。家中の反菊姫派と幕閣の大物・柳沢吉保が手を組み、貴船藩乗っ取りを企んでいるというのだ。婚礼間近の菊姫暗殺のために、すでに柳沢直属の最強暗殺軍団・陽炎衆が動き出したと知り、護衛を引き受ける刑部。だが助っ人屋・徳松から、陽炎衆と戦って生き延びたのは、闇猫のお吉ただ一人と教えられる…。宿敵であるお吉に同盟を申し込み、最強の敵・陽炎衆と激突する刑部に勝機は訪れるのか。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。青山学院大学卒業後、ホテルマン生活を経て作家活動に入る。『高層の死角』(第15回江戸川乱歩賞受賞)。『腐蝕の構造』(第26回日本推理作家協会賞受賞)、『人間の証明』(第3回角川小説賞受賞)、『悪魔の飽食』『野性の証明』など数多くのベストセラー作品を執筆し、社会派推理小説の世界で不動の地位を築く。2003年に第7回日本ミステリー文学大賞、08年には『小説道場』で加藤郁乎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tatsuhito Matsuzaki

2
武士を捨て陰の世界に生きる松葉刑部が暗躍する刺客請負人シリーズの第四作。 森村誠一氏と云えば、ミステリー、推理小説等がイメージされますが、時代小説も数多く書かれているんですね。 なお、私的には「人間の証明」や「野生の証明」「悪魔の飽食」など、読者や社会に訴える意思を感じる氏の作品が好きです。2020/07/23

へたれのけい

1
たまに、展開が「解説口調」になったり、出てくる娘がみんな同じに見えたりと???も有ります。ところが、結構これにはまってしまいました。いけますな。2015/05/01

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