出版社内容情報
日本は米英流の「普通の国」を目指すのではなく、平和戦略を再構築しそれを積極展開すべきだ。国家再生の道はその中から切り開かれる
内容説明
英米流の「普通の国」になってはならない。大切な日本の文化と伝統への回帰。
目次
第1章 急速に強まる日本没落の徴候
第2章 差別化のキーワードは「和」
第3章 一度も侵略されなかった国・日本
第4章 世界を戦いとったイギリス
第5章 日本は植民地化をどう避けたのか
第6章 戦後日本の平和戦略
第7章 平和国家の強さと弱さ
第8章 外務省解体論
第9章 開かれた差別化が没落からの逆転を生む
著者等紹介
榊原英資[サカキバラエイスケ]
早稲田大学教授・インド経済研究所所長。1941年東京生まれ。東京大学経済学部卒業。大蔵省(現財務省)入省後、ミシガン大学で経済学博士号取得。IMFエコノミスト、埼玉大学助教授、ハーバード大学客員准教授を経て、大蔵省理財局総務課長、同省国際金融局次長、同局長、財務官を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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