装飾とデザイン

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120038372
  • NDC分類 757
  • Cコード C0070

出版社内容情報

普遍への志向と個物への執着……。人間の根源的な営み「造形」を支える対極的な二つの意志を考察する、まったく新しい文明論。

内容説明

秩序と逸脱、簡素と過剰、普遍への志向と個物への固執…。人間の根源的な営み、「造形」を支える対極的な二つの意志。

目次

第1章 二つの造形意志
第2章 形ともの―ものの見かたの構造
第3章 造形と造形理論の起源
第4章 デザインの始源
第5章 造形史の弁証法―建築、平面像、立体像、都市の発生
第6章 見るための造形―「工芸」から「博物館」へ
第7章 近代工業と芸術の誕生
第8章 装飾とデザインの近代史
第9章 彷徨する造形―装飾の逆襲

著者等紹介

山崎正和[ヤマザキマサカズ]
劇作家、評論家。1934年、京都府に生まれる。京都大学大学院美学美術史学専攻博士課程修了。大阪大学教授、東亜大学学長などを務め、現在、中央教育審議会会長、LCA大学院大学長、サントリー文化財団理事。2006年、文化功労者に顕彰される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yuuon

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デザインの歴史を学びたい時に打ってつけの本。特にグラフィックデザインだと混同しがちな「デザイン」と「装飾」の違いを歴史的な視点からおさえ、人類と美術の本質に迫っている。時代それぞれのデザインや装飾の活用され方など載っていて、資料としても優秀だと思う。

youco

0
時代背景と文化を反映するものとしてのプロダクト。社会という切り口から「装飾とデザイン」を語るユニークな視点。日本についていえば、言文一致と戦争体験の2段構えで考える必要がある2009/02/19

あっぺ

0
勉強のために読む。難解なり。哲学的。繰り返し読めば理解できるか?ノートを取れば理解できるか?刺激には大いになった。2019/02/14

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