出版社内容情報
徳川家康と関ヶ原前後の諸大名から幕末の新選組まで。有名無名の人々の生の軌跡をたどり、人間の魅力を浮き彫りにする五十三篇を収録。
内容説明
歴史上の人物の魅力を発掘したエッセイ。
目次
家康について
徳川家康
『覇王の家』あとがき
家康と宗教
要らざる金六
ふたりの平八郎
関ヶ原は生きている
関ヶ原私観
毛利の秘密儀式
骨折り損
二条陣屋の防音障子
川あさり十右衛門
村の心中
白石と松陰の場合―学問のすすめ
ひとりね
享保の若者
非考証・蕪村 毛馬
非考証・蕪村 雪
安藤昌益雑感
山片蟠桃のこと
「菜の花の沖」余談―連載を終えて
『菜の花の沖』一 あとがき
『菜の花の沖』二 あとがき
『菜の花の沖』三 あとがき
『菜の花の沖』四 あとがき
『菜の花の沖』五 あとがき
『菜の花の沖』六 あとがき
ご先祖さま
ふと幕間に
洪庵のたいまつ
海舟についてのおどろき
男子の作法
六三郎の婚礼
武四郎と馬小屋
黒鍬者
鋳三郎と楊枝
芥舟のこと
左衛門尉の手紙日記
『胡蝶の夢』雑感―伊之助の町で
ああ新選組
新選組
土方歳三の家
『燃えよ剣』あとがき
清河八郎について
葛飾の野
新選組の故郷
奇妙さ
見廻組のこと
ある会津人のこと
河合継之助―「峠」を終えて
『峠』のあれこれ
峠―新潟・長岡
『最後の将軍―徳川慶喜』あとがき
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923(大正12)年、大阪に生まれる。大阪外国語大学蒙古語科を卒業。1959(昭和34)年、『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。67年、『殉死』により第九回毎日芸術賞、76年、『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、82年、『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞(小説賞)、83年、「歴史小説の革新」により朝日賞、84年、『街道をゆく―南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、87年、『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、88年、『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞をそれぞれ受賞。1991(平成3)年、文化功労者に顕彰される。93年、文化勲章受章。日本芸術院会員。1996(平成8)年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さつき
AICHAN
Kaz
ラスカル