内容説明
初めて迎える婚約者の誕生日。この佳き日に、男は日本中の不運を背負い込んだ。平凡な会社員・三沢は突然何者かに拉致され、驚愕の“あるミッション”を命じられる。さらに最愛の恋人・まどかが人質として監禁され、絶体絶命の境地に!逃げ足の速さだけが取り柄の三沢は、苛酷な“任務”をクリアできるか―。
著者等紹介
新堂冬樹[シンドウフユキ]
大阪生まれ。金融会社勤務を経て、現在はコンサルタント業や芸能プロダクションを営む。1998年『血塗られた神話』で第7回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゃらぶ
6
面白い文章と残酷な描写がアンバランスな感じがした。二転三転する中でラストは予想通りだったかな。タイトルを見てもっと軽く笑える内容かと思った。2014/08/03
ぽてち
6
鬼畜テイストがあまりなくて軽く読めました。最後の方は急展開ですが、アメリカの映画にありそうなオチかもなぁと思いました。もっと思いきってコメディテイストでも良かったのかな。2013/07/28
とももん
5
あいかわらずな新堂冬樹テイストではあったけど、ちょっと退屈な感じはあった。先もなんとなくよめるし、婚約者があやしいのもなんとなくわかってしまった。ひさびさに本を一冊読みました。2018/04/25
K
4
全部ドッキリ落ちになるんじゃないかと思うくらい滅茶苦茶な展開だった。不運過ぎて読むのがツラい・・・。2015/08/24
FK
4
タイトルにひかれて読んでみました。婚約者を人質にとられ、暗殺者になるための訓練をつむ。なんかどこかで聞いたことがあるような、ないような。確かに不運なことに巻き込まれてはいますが、期待していたほどは、笑いもなく、淡々と物語りが進行してしまいました。2014/08/15