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たまには、時事ネタ

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120037979
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小泉政権とともにあった2001年~2006年、斎藤美奈子はニュースをどう読んだか? 婦人公論の人気連載コラムを単行本化!

目次

二〇〇一年五月~一二月(一九四一年と二〇〇一年の気になる符合;小泉新内閣の女性閣僚を勝手に採点 ほか)
二〇〇二年一月~一二月(小泉語録を選んだ流行語大賞の大衆迎合;反近代のスローフードは女の敵か味方か ほか)
二〇〇三年一月~一二月(「ゴミ屋敷」は環境の問題なのか;就職難の時代に夢を語るって大変 ほか)
二〇〇四年一月~一二月(一〇〇年前の日露戦争、今日のイラク戦争;田村改め谷亮子の結婚は意外な最先端? ほか)
二〇〇五年一月~一二月(学力低下をめぐる文科相のトンチンカン;過疎化する郊外、郊外化する都市 ほか)
二〇〇六年一月~一二月(自民党憲法草案のキモはここ;「入籍」と呼ばないで ほか)

著者等紹介

斎藤美奈子[サイトウミナコ]
1956年新潟県生まれ。児童書の編集者を経て、94年近代文学評論『妊娠小説』でデビュー。以後、各紙誌で文芸評論や書評を執筆。2002年『文章読本さん江』で、小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koishikawa85

5
2001年の同時多発テロから06年の安倍政権の誕生まで。それほど鋭い指摘があるわけではないが、こんなことあったなぁと回顧しながら読んだ。 ただ入籍という言葉を嫌いだという指摘にはハッとさせらせた。確かに新しい戸籍をつくるのに入籍は変だ。子供が産まれたって入籍のはずだというのはその通りだろう。2024/03/17

じじちょん

3
10年以上たった今読むと、色々分かってくるものがあります。例え話が分かりやすく、的を得ているのでいいですね。2016/01/29

ほたぴょん

2
2006年までの時事コラムだが、早くも懐かしい。「政治家に失言・暴言をさせる法」に、失言をさせたければ地方の講演会にでも連れ出して相応の手当と見下しても大丈夫そうな聴衆をあてがい、「今日の聴衆はみな先生のファンですから」とでもいえばいい、とあるのは的確だと思う。ちょうど先日、百田尚樹が同じパターンで「軍隊は家財を守る鍵で、ツバルなんかで軍がいらないのは貧乏で守る家財がないからだ」とやらかしてたから、あれはおつむが政治家並なんだな。国を家に、軍隊を鍵に例えるのも1950年代の再軍備論の焼き直しらしいし。2014/06/01

penguin

2
久しぶりの斉藤美奈子さんの本。書評だけでなくこういうコラムも斉藤さんらしい切り口を楽しみ、フムフムと頷きながらサクサク読みました。01-06年って、色んな転換期だったんだぁと再認識。60周期で歴史は繰り返す説には、納得するものがありました。2009/07/25

Takao

1
2007年1月7日発行(初版)。『婦人公論』に掲載されたコラム「女のニュース 男のニュース」(2001年5月22日号〜2006年12月22日/2007年1月7日合併号)を収録。ちょうど小泉政権から第1次安倍政権にかけての時期だ。著者はほぼ同世代(1歳上)で、以前読んだ文芸評論がとても面白かったことを記憶しているが、本書を求めたのは「装画・挿画」の山口マオさんの名前を見かけたから。著者の時事ネタエッセーも面白く読んだが、文芸評論の方が面白かったように感じる。20年前の出来事を思い出した。2023/12/13

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