書―筆蝕の宇宙を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120036705
  • NDC分類 728.04
  • Cコード C0071

出版社内容情報

東アジアの文化の中枢に位置する書は、どのような表現構造をもつか。名品を鑑賞しながら、さまざまな角度から書の魅力を解き明かす。

内容説明

東アジアの文化の根柢をなす「書く」ことの意味を説き明かす十二の講義。

目次

書の表現の根柢をなすもの―筆蝕について1
反転しあう陰陽の美学―筆蝕について2
垂線の美学―書と宗教
整斉、参差、斉参―旋律の誕生
書のなかの物語―旋律の展開
折法の変遷と解体―リズムについて
表現行為としての書―書と織物
書のダイナミックス―筆勢について
結字と結構―書と建築
ムーブメントとモーション―書と舞踊
甲骨文、金文、雑体書―書とデザイン
余白について―書と環境

著者等紹介

石川九楊[イシカワキュウヨウ]
書家。京都精華大学教授・文字文明研究所所長。1945年、福井県に生まれる。京都大学法学部卒業。1990年、『書の終焉―近代書史論』(同朋舎出版)によりサントリー学芸賞、2004年、『日本書史』(名古屋大学出版会)により毎日出版文化賞、また同年、日本文化デザイン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/04/24

0
書に対する見方が変わる。たまに読み返すと新たな発見がある。そのぶん、自分は成長したのだなと実感する。

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