虚構の景気回復―「統合と分断」の時代をいかに生きるか

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120036361
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

グローバル化とIT革命で進む世界経済の統合と国内経済の分断。経済の性格は根本的に変わった!!従来理論では政策、景気観測など全てを間違える。

目次

第1章 二一世紀は「デフレの世紀」(金利の歴史が物語るもの;なぜ物価は下落しているのか;物価下落は世界共通の問題;マネーサプライを増やしてもインフレにはならない;為替レートが変わってもインフレにはならない)
第2章 アメリカ、中国のブラックホール化(世界市場の「統合」と国内市場の「分断」;賃金低下の時代;過剰流動性の時代)
第3章 二つのドルを使い分けるアメリカの通貨戦略(完成に近づいたアメリカ「金融帝国」;一つのプールに蓄えられる世界の貯蓄)
第4章 バブルの清算は終っていない(バブル「後」と「前」の同時進行;「統合」が生み出した新しい景気循環)
第5章 開かれた社会へ(格差の時代―広がる世代間格差;「国民国家」の退場とユーラシアの台頭)

著者等紹介

水野和夫[ミズノカズオ]
三菱証券(株)理事・リサーチ本部チーフエコノミスト。1953年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。80年、同大学院経済研究科修士課程修了。同年、八千代証券(国際証券を経て現三菱証券)に入社。98年金融市場調査部長、99年チーフエコノミスト、2000年執行役員就任。2002年、国際証券が三菱証券となったのに伴い現職に
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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ゼミ発表のために読了。本書を貫く視点は、IT革命とグローバリゼーションが引き起こす世界市場の「統合」と国内経済の「分断」の分析にある。二一世紀の大競争時代の羅針盤として参考にしたい。2013/11/03

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