内容説明
『食は広州に在り』から半世紀。円熟の味わい珠玉の食エッセイ。
目次
「食は広州に在り」から半世紀
食いしん坊の余得
味のレベルが急速に上がったわけ
味オンチの食べ歩き大流行
なぜ料理屋の寿命は三十年?
籍貫のある中華料理が懐かしい
北京で口なおしをしたかったら
雲呑麺をお忘れなく
開封第一楼の小篭包子をどうぞ
中国のミラノ、温州へ行こう〔ほか〕
著者等紹介
邱永漢[キュウエイカン]
1924年台湾・台南市生まれ。1945年東京大学経済学部卒業。戦後は台湾・香港にて銀行員、貿易商など国際舞台の第一線で活躍。1954年より日本に住み、翌55年、小説『香港』で第34回直木賞を受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタント・実業家として幅広く活動している
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