内容説明
「コイヌール」の謎を追って、インドを南から北へ、汽車とバスで辿る歴史・冒険紀行。
著者等紹介
ラシュビー,ケヴィン[ラシュビー,ケヴィン][Rushby,Kevin]
1964年、イギリス・ヨークシャーに生まれる。スーダン、マレーシア、イエメンで英語教師をしながら作家・写真家をめざす。歴史的資料を徹底的に渉猟し、自らの冒険旅行の体験と対比しミックスして執筆する手法で作品を発表、定評あるイギリス探検記の伝統を受けつぐ作家として高い評価を得ている
橋本槇矩[ハシモトマキノリ]
1944年、東京に生まれる。67年、東京大学文学部英文科卒業。埼玉銀行、東京大学文学部助手を経て、現在、学習院大学教授
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感想・レビュー
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Haruko
1
イギリス王室に呪いをもたらしているといわれる戴冠式用王冠のダイヤモンド「コユヌール(ペルシャ語で 光の山)」は、現在もシク教マハラジャの子孫から返還請求をされている。 史実とロマンスで包まれた運命を、思わせぶりにポケットに手を入れた007さながらの無防備さで、昏睡強盗に襲われながら、インド大陸を縦横無尽に辿る旅行記。 自分探しの日本人インドぶらぶら旅行記とは、一線を画する文献 インタビュー満載で男らしさを感じるも、途中メモとフィルムを盗まれたのが大層悔やまれる惜作。旅行記だもの。 2017/09/09
yooou
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☆☆★★★2007/10/20