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私のなかのアジア

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120034879
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

戦後日本の思潮のなかで、「勤労」という価値を忘れた日本人への違和感が、著者を躍動するアジア地域の研究へと向かわせた。日本社会への失望が起点となった研究の歩み。

目次

第1章 春の闇
第2章 夏木立
第3章 韓国研究
第4章 大学紛争
第5章 新アジア論
第6章 中国茫々
第7章 アジア危機
第8章 秋思

著者等紹介

渡辺利夫[ワタナベトシオ]
1939年、山梨県に生まれる。慶応義塾大学卒業。経済学博士。筑波大学教授、東京工業大学教授を経て、現在、拓殖大学国際開発学部教授。主著に、『成長のアジア停滞のアジア』(吉野作造賞)、『開発経済学』(大平正芳記念賞)、『西太平洋の時代』(アジア太平洋賞受賞)、『神経症の時代』(開高健賞正賞)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ohe Hiroyuki

2
開発経済学を研究してきた著者の半生が記された一冊▼著者の生い立ちから当時(2004年)までの振り返りがなされており、著者の認識はもちろん、当時の世情がよく分かる内容となっている。▼1980年代~1990年代というのは、天安門事件こそあったものの、ようやく北朝鮮の拉致問題が知られたぐらいの時期であり、社会主義市場経済をうたう中国に対する脅威認識はとても低かったことがよく分かる。▼デフレに苦しむ日本の姿は、本書からは想像するのも難しい。2021/08/04

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