中公叢書
「都市主義」の限界

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120032400
  • NDC分類 304
  • Cコード C1033

内容説明

教科書問題の根はどこにあるか、少子化の利害得失を誰が決めるか、子どもを育てられないのはなぜか、戦争をやめられないのはなぜか。「時評を超えた」最新時評集。

目次

「都市主義」の限界
日本人の「歴史の消し方」
「少子化」は問題なのか
情報社会の「人間の幸福」
「田舎暮らしブーム」を考える
「子どもの問題」を考える
そもそも歳をとるとはどういうことか
「考えているかどうか」を考える
現代社会の思想と医療
マニュアル時代と倫理〔ほか〕

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程修了。95年東京大学医学部教授を退官。96年より北里大学教授。89年、『からだの見方』でサントリー学芸賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kiji

2
★3。養老先生はどの本でも「都市化」、「脳化」をキーワードに同じような話を何度も繰り返して述べています。なのに「バカの壁」だけが突出して売れている現象は考察に値しますね。また、後書きが毎度、これで虫取りに行けると結ばれていて苦笑します2014/01/28

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

1
【ココロの琴線に触れたコトバ】データに依存すれば、データにないことが起きたとき、危機のときは対処できない。(略)インターネット社会がどうなるかというのも、そうした問題のひとつであろう。だから私は、データ主義で考えるのは半分くらいにしておいたほうがいいと思う。過去になかったものがつくり出される時代にあっては、過去の延長、データ主義では通用しないのです。2016/02/01

tk

1
養老孟司の著書の中で一番いいかもしれない。 彼の本は『バカの壁』をはじめ口述筆記が多いから、読みにくかったり脈絡が薄い内容だったりするけど、この本は原稿での筆記のためとても良くまとまっているのであります。2011/06/05

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