中公叢書
浮世絵春画を読む〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120030802
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C1021

出版社内容情報

「笑い絵」とも呼ばれた春画は、近代のポルノとどこが異なるのか? 絵とそこに書き込まれた言葉の多様な読み解きを通して、江戸人の精神世界を探る。下巻に図版150点を収録。

内容説明

“笑い絵”と呼ばれた春画は近代のポルノグラフィーとどこが異なるのか?絵と書き込まれた言葉の多様な読み解きを通して江戸人の精神世界を探る。

目次

第5章 春画における覗き
第6章 春画のなかの鏡
第7章 春画と地女
第8章 春画と遊女

著者等紹介

白倉敬彦[シラクラヨシヒコ]
1940年、北海道に生まれる。早稲田大学文学部中退。フリーの編集者として美術書の企画・編集に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

10
下巻では「覗き」、「鏡」、「地女」と「遊女」というそれぞれのモチーフで論じられるのだが、江戸時代の(これも簡単に言えるほど短くまとまっちゃいないのだけれど)書き手と受け手のそれぞれの感じたであろうエロチックではない感情の考察が面白かった。しかし、おおらかな時代ですこと。確かに明治以降日本人の意識やモラル感はごそっと変質してるよねぇ。2013/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/352925
  • ご注意事項