出版社内容情報
猫の写真を撮りつづけている武田花の野良猫の写真集である。表の帯に「こうやって暮らしていくって幸せだね」とあり、裏の帯には、「そうか、猫になろう」とある。これはきっと武田花の本心なのだろうと思う。彼女は本当に猫になってしまいたいくらい野良猫が好きな人なのである.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』106頁、より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misa*
60
野良猫達のモノクロ写真集。きっとカラーよりもモノクロだからこそ、野良猫の鋭い眼や表情がよりカッコ良く素敵に映るのかなーとも思える。様々な土地でのエピソードも載っていて、そちらも楽しめる一冊。2019/02/23
takao
4
☆猫は寝ているか、座っているかだな。2022/09/02
timeturner
3
タイトルにあるように野良猫を撮った写真集。写ってる猫たちの表情はしたたかで、相手(写真家)の思惑を量るような目をしている。なにもかもあきらめたような顔の猫もいるし、まだまだ闘争心に燃えている老猫もいる。桜の花びらが散った墓地の石畳の上で香箱座りもできなくなってぺちゃんと腹這いになっている老いたハチワレの写真は強烈な印象。岩合さんの猫写真とは全く別の世界を見た気がした。2017/01/08
むぎじる
3
たくましく荒々しく生きる猫たち。モノクロだからか、凄まじい迫力を感じた。2012/05/22
チェリ
0
うちの2匹(家猫)とワイルド・キャッツと、こんなにも違うのかしら。覇気が凄い。私も猫を撮りに行きたい。2013/08/30