内容説明
国際ジャーナリスト松本重治が、戦後4半年紀、世界の平和を希って日米関係を憂い、日本の進路を民間国際交流に託した今も新しいメッセージ。
目次
アメリカ世界政策の形成と展開
台湾海峡問題に対する米英の態度
ジュネーブ精神は死なず―人類の幸福をもたらすもの
スプートニクからエクスプローラーまで―3ヵ月間13ヵ国の世界旅行を終って
冷戦の中の第3次デモクラシー―われらの生存と自由のために
アメリカにこの良識あり―新しい日本中立論「マンスフィールド報告」など
新しいアメリカの姿勢
日米会談「最大の成果」とは
現代日本の国際的地位―中級国家としての日本の役割
ケネディの遺産―この衝撃を歴史の前進にどう生かすか
日米関係の将来を憂える―アメリカの友人への手紙
彼を見われを思う
回想の吉田茂
モスクワとレニングラードと―初の訪ソ10日間の日記
国際文化交流についての所感