維新の港の英人たち

維新の港の英人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 461p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784120017131
  • NDC分類 291.09

内容説明

幕末維新の激動期に、日本の庶民はどのような生活をしていたのだろうか。この文化史的・歴史的な関心にこたえる克明な記録が、実は英国人によって残されている。本書は、『東の島国西の島国』(正・続)他で知られる元駐日英国大使サー・ヒュー・コータッツィが、いまは忘れられた文献群から興味深いものを抽出し編纂したものである。

目次

第1部 条約港(長崎;箱館;横浜;江戸・東京;大坂;神戸・兵庫;新潟)
第2部 条約港周辺の地域(京都;富士山;東海道;宮ノ下、箱根、熱海;鎌倉;日光)
第3部 不思議な国の日常生活(日本の宿屋;口になじまぬ日本食;風呂と男女混浴;遊廓と娼婦たち)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

2
幕末から明治にかけて日本に滞在したイギリス人達の手記から、当時の日本の姿を探る。開港された各地の評判、それ以外の日本各地を訪れたり、住んでみた記録等。攘夷派浪士が外国人を襲い、幕府の侍達が「警護」と称して監視する中で色んなものを見ていた外交官、日本人とのカルチャーギャップに驚く商人や文化人等色々な人達が思い思いの記録を残していた。特に日本文化に関しては「米と魚の食事が口に合わない」と酷評し、「屋外でも平気で裸になり、混浴する」野蛮ぶりに驚き、「遊郭へ通う外国人の多さ」に嘆く。明治初期の宮中の様子も興味深い2015/11/04

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