新中間大衆の時代 - 戦後日本の解剖学

村上泰亮

中央公論新社（1984/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 354p／高さ 20cm
• 商品コード 9784120012686
• NDC分類 332.107

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ryota]

日本が金持ちになったのは主に歴史の偶然や状況のおかげ。アメリカの支配による平和が終わり、そこで日本が果たすべき役割は何か。その意識は「反古典」まで一貫してて、その先は「反古典」に書かれてるから、合わせて意義深い。この本のキーワードは、新中間大衆、耐久消費財など。産業革命以降の世界的な進歩や流れを想像する足がかりになる。

2014/10/30