歴史主義の貧困 - 社会科学の方法と実践

歴史主義の貧困 - 社会科学の方法と実践

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120004759
  • NDC分類 301.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

34
学生時代に読んだのですが、今読み直してみるとよくこんな本を読んでいたなあと感じています。かなり難しく科学哲学の観点から、マルキシズムなどを批判しているのでしょうが、どうも論点がはっきりしないというか自分の理解が及ばないせいか隔靴掻痒の感です。しかし最近日経BPクラシックスから再刊されたと聞いて驚きました。読む人がいるのですねえ。私と同じように昔を懐かしんでいるのでしょうか?2014/11/25

小鈴

18
ゼミで読みました。社会科学の古典的名著ですがマル経の没落とともに見かけなくなった(指導教官世代には必読書だった時代があったのだ。ゼミで読み継がれていく)。。。社会科学において科学性を担保するものは何か、「反証可能性」から科学的方法論を提唱しました。個人的には、今の時代はこの本をわざわざ読まなくても、反証可能性をググって理解出来ればOKかも!?2020/04/12

yagian

4
ポパーの議論はほんとうにロジカルでクリア。納得させられるけれど、面白味には欠ける。この本はマルクス主義の厳しい批判で、批判はもっともなんだけど、読み物としてはマルクスの方がおもしろかったりするんだよな。マンハイムの知識社会学も批判されているけれど、マンハイムの理論の射程のごく一部だけを批判している印象がある。ポパーとマンハイムの両立は十分可能かと思う。2011/11/14

飯田健雄

2
もう40年近く前に読んだ本。ウェーバー流にいうならば、ポパーは、新カント派に属すつ学者なのかな。要するに、ホーリステッィクな実体的歴史像・法則性を破壊しようとしているのだから。でも、戦争を避けて、ニュージーランドまで行くなんて、なにか、この人面白いと思う。

Dawn Gomatic

1
以前に読んだ「開かれた社会とその敵」もこの本も、訳が悪いのかボクの頭が悪いのかなんだか読みづらい印象が拭えない。 彼の考察の明確さゆえの冗長な文には手を焼いたなあ・・・。 内容に関しては、えーと、なんだっけ・・・思い出せない。2013/12/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/233168
  • ご注意事項