出版社内容情報
泥沼化する異次元空間での戦争。制御不能になった次元兵器「女子攻兵」を始末するタキガワ中尉は、ある日、前線の奥にいるという謎の存在「ツキコ」の捕縛を命じられ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H29リオのカーニバル
35
女子高生を解体したり、ザッパリ切ったり、ストーリーラインに乗ってなかったらとても商業ベースに乗っけられない作品だと思います。けっしてメジャーにはなれないけどアンダーグラウンドのマグマ的な熱さや胎動を感じますね。兵士の搭乗した巨大な女子高生がどこから電波飛んでくるかも分からない携帯に夢中になったり、携帯をどう送ろうか文面に悩む様は、汚染せれてる異常性や中毒性を上手く表現してると思いますし、お前は女子高生の娘とのコミュニケーションに悩むオヤジか?って、つい突っ込みを入れたくなったりします。2014/07/12
ヒダカesp
8
挟まってるチラシに不意打ち食らった 2012/07/09
わーぷ
7
女子攻兵は見た目女子高生だけど、自我のない兵器なのでグロ描写も問題ないよ!「この作者頭おかしいんじゃないの?」は褒め言葉。2012/07/16
フロム
7
確か、短編集一作品を膨らませ連載にまで持っていた作品だと記憶するが、作者の属性にぴったり合ってる所為か生き生きと描いているのがこっちにも伝わってくる。編集者の慧眼(か松本氏のプレゼン能力)には敬服するしかない。もっと巨大な敵とのアクションバトルを見てみたいと思うがどうであろうか?2012/07/14
yom
6
基本のトーンはエヴァ以降の日本製SFで世界観もストーリーも散々見覚えある感じ。なのに「テクスチャをマッピングしたハリボテ」とか細部で新鮮味があるから面白く読める。2018/12/21