感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのじつ
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原作には歴史的・学問的アプローチも用意されていて、読者は多彩な楽しみを味わうことが出来た。コミック化されたこの物語は、例えるなら肉体を与えられ、生々しい胃の腑までをさらけだしてこの物語の精神を現しているように私には見える。「よ」のこぼした小水は湯気をたて、子蓉の媚は生臭い女の匂いがたちのぼる。近代社会では不快なものとされるこれらが、人間とはなんであるかを思いださせてくれる。 羽生生氏の絵にはそのような力が宿っている。彼の絵があからさまにした事柄が、原作の魅力として自分が感じていたものであったと再認識した。2011/09/25
ぷりんけつ
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パワーがすごい。なんどか読み直して感想書きます。2012/09/10
naagita
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原作は途中で読むの止めていた。羽生生純の画風、けっこう合ってるかも。結末(顔回の夭折)が解っているだけに続きが楽しみ、というわけではないけど。2009/10/22
Minky
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原作は読んでいないのだけど、儒教寄りの話かと思っていたが、儒の原点の話なのか。まさに伝奇。2009/10/22
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原作未読。中国伝奇ものの怪しさとゴリゴリ攻めてくる羽生生絵が好きならこんなにハマるものもないと思うけど、どっちかがダメなら受け付けない危険もあるような感じ。2009/09/21