出版社内容情報
漢字独立宣言。漢字は日本語である!日本初の辞典誕生!
かつて漢和辞典は、漢語文化を吸収するためにありました。しかし現在、漢字は日本語固有の進化を遂げています。漢字一字が持つ本来の字義と、現代日本で使われる熟語を同時に理解する辞典は、これまでありませんでした。
◎日本語となった漢字の解説が詳しい。
◎国語辞典とは違い、読めない漢字・熟語も簡単に引ける。
◎日本語独特の熟字訓・訓読語をふんだんに収録。
◎豊富な用例はすべて近現代のなじみのある文芸作品から。
◎日本で生まれた、手書きで目にする略字・異体字も収録。
◎収録した熟語のすべてを五十音で引ける熟語索引を収載。
◎見出し字総数1万5375字
◎熟語数4万7000
内容説明
日本で初めての、「日本語の漢字」を引くための辞典。用例は日本の近代文学、現代文学から。熟語に、東風、浴衣、秋刀魚、寄せ鍋なども、日本語特有の読み方、書き方をする言葉もふんだんに収録した。熟語の数は4万7000。それらのすべてを五十音順で引ける熟語索引を収載。見出し字総数、15375字。常用漢字、人名用漢字、表外漢字字体表の漢字をすべて収録した。JIS漢字は第1水準から第4水準まで収録し、JISコードも併記した。日本生まれの略字、異体字の類も多数収集。それぞれの字の参考欄で、字形が紛わしい場合はその注意点を、意味の似た字がある場合はその使い分けを説明するほか、戦後の日本の漢字政策の変遷も記した。