内容説明
ひたむきにテニスにうちこむ青春の群像―新設大学のテニス部員たちをとおして若さのもつ苦渋と輝きを定着した瑞々しい青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu yu
8
登場人物 全員好きです。 試合のところもものすごく面白かったです!2016/06/03
よし
6
大学のテニス生活を描いた青春小説。テニス漬けの学生生活・・思い出しながらの一気読み。燎平をはじめ.友達の人柄がみんな好感をもてる。金子のキャプテンとしての一途さと潔癖なまでの正義感が好ましい。夏子も祐子もまたいい。さらに、貝谷、安斎も。あとがきに「それらの心の澱みをたずさえて、青春の海を泳いでいった。・・そうした青春の光芒のあざやかさ、しかも、どうしようもない切なさとー脈の虚無とを常にたずさえている若さというものの光の糸をそっと曳かせてみたかった。」ため息がでてしまう読後感。宮田輝の作品にはまってきそう。2016/11/25
sofia
2
『青が散る』が読みたかった。若いころ好きでした。2008/02/22
こぺたろう
1
良書でした。 学生生活が思い出されます。 4年間というのは、長いようで短いものですが、その中には様々な出来事が起こります。 その中には、自分の価値観を強く形作るものもあったりして…。 いやいや、自分を重ね合わせて一気に読みました。 ラストシーンは涙ものでした。 2011/03/02
呉下の阿蒙
1
試合中も含め心理描写が濃密な作品だった2014/10/19