出版社内容情報
「トランプ時代」の日本の選択とは――。自民党外交族の重鎮に気鋭の政治学者が迫った異色対談。安全保障政策に「完璧な解」はない。日本外交は「対米追従」なのか。「トランプ時代」の日本の選択とは。安全保障論議をリードしてきた自民党外交族の重鎮に気鋭の政治学者が迫った異色対談。
高村 正彦[コウムラ マサヒコ]
三浦 瑠麗[ミウラ ルリ]
内容説明
自民党政権はなぜ集団的自衛権の行使容認に踏み切ったのか。日本外交は本当に「対米追従」なのか。外交・安保論議を一貫してリードしてきた自民党の重鎮が舞台裏を明かす。日米同盟と憲法9条に引き裂かれた戦後日本の安全保障論議に「不健全なもの」を感知する国際政治学者が、平和安全法制の「騒動」に見たものとは―。外交・安保の「現場」と「理論」が正面からぶつかり合った異色の対談。
目次
第1章 安全保障の矛盾(安全保障は「確率のゲーム」;戦前の「翼賛勢力」に似ているのはどっち?;「原罪としての敗戦」という考え方 ほか)
第2章 外交の矛盾(「法理」はキープし、「当てはめ」は柔軟に;米軍駐留の必要性と国民感情の相克;対北朝鮮政策に「正解」は存在しない ほか)
第3章 政治の矛盾(小選挙区制が生んだ「政治主導」;「政高党低」か「党高政低」か;筋金入りの平和主義者・河本敏夫 ほか)
著者等紹介
高村正彦[コウムラマサヒコ]
1942(昭和17)年生まれ。衆議院議員。自由民主党副総裁。弁護士。外務大臣、防衛大臣、法務大臣などを歴任
三浦瑠麗[ミウラルリ]
1980(昭和55)年生まれ。国際政治学者。東京大学政策ビジョン研究センター講師。株式会社山猫総合研究所代表。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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