新潮新書<br> 無頼のススメ

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新潮新書
無頼のススメ

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106057
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0210

出版社内容情報

安易に頼るな、倒れるな。著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる、痛快無比の「逆張り」人生論!

人生に、戦術なし。「孤」を知る人の流儀とは――。知識や情報、他人の意見や周囲の評価……安易に頼るな、倒れるな。自分の頭と身体でこの世の波乱万丈を突き抜けろ。著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる、痛快無比の「逆張り」人生論!

内容説明

「無類」とは、単なるアウトサイダーやドロップアウトのことではない。人としての心の持ち方、生きる姿勢のことをいう。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価…安易に頼るな、倒れるな、自分の頭と身体でこの世の波乱万丈を突き抜けろ。ギャンブルや恋愛から、仕事、社会、戦争、死生観まで総まくり、著者ならではの経験と感性から紡ぎだされる「逆張り」人生論!

目次

「頼るものなし」ということ
正義など通らないのが世の中だ
生きものとしての勘を磨く
すぐ役立つものはすぐ役に立たなくなる
人とつるまず、「孤」を知ること
願わくば七難八苦を与える
理不尽こそが人を育てる
例えば「無頼の流儀」とは
物乞いをするのは廃人と同じ
終わりなき愚行への想像力を〔ほか〕

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950(昭和25)年山口県防府市生まれ。作家。立教大学文学部卒。『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

73
図書館の予約に出遅れて、ようやく読めました。無頼派というと古いですが、坂口安吾を想い出します。現代の作家では無頼派といわれる男っぽく破天荒で個性的な作家が少ないような気がします。伊集院静の小説ではあまり無頼を感じませんが、エッセイや生き様を見ると無頼派かなとも思います。本作は共感出来る内容も多く、『恋愛は出会い頭、セックスという「小さな死」』という文章が一番印象に残りました。5月はこちらで読み納めです。2015/05/31

団塊シニア

67
「頼るものなし」という覚悟で生きる、他人の評価を気にせず生きることで他人に対して楽でいられる、かといって無頼は他人におしつけるものではない、定年退職後の自分の生き方はまさにこの生き方かもしれない、逆に現役世代、特に組織に属してる人にとってはこの「無頼」という生き方はむつかしいような気がする。2015/03/27

キク

57
「無頼とは『頼るものなし』という覚悟のことです。情報や知識、主義やイズム、他人の意見や周囲の評価に寄りかかって生きると狭量さや不自由さがついて回る」若干、耳に痛い。「花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ」と繰り返し語っているけれど、寺山修司もエッセイでこの言葉について語っていた。「あぁ、確かに伊集院と寺山って、同じ香りがするな」と思った。「情報や知識に頼るな」という伊集院と「書を捨てよ 街にでよう」といった寺山。最後に「自分という存在はすべて自分で終わり」と語った伊集院は本当にカッコいい人だった。2023/12/15

B.J.

31
<群れない> 今日XV1100で湘南まで。あちこちで3-5台の二輪車のツーリングを見かける。当然、彼らの横を追い越していく。他人に自分の時間を使われている。明日もちゃんと目が覚める、とでも思っているのか? 最後に頼れるのは、自分だけ!であることをゆめゆめお忘れなく2015/05/04

バズリクソンズ

23
さすがは筋金入りの作家だなと思わせる内容。無頼=他人に頼らない生き方という事ですが、そうする事で余計な心配を抱く事はない、簡単ではないけどという事を各章で分けての説明となる。個人的に野球と相撲が好きなので、途中この2つのスポーツに例えながらの解説等もあり、抵抗を抱く事無く読み進められました。この著書の中で一番心を貫かれた箇所は「人とつるまず、弧を知ること」の章の中の「自分の正体を見きわめる」の部分。若いうちに外国へ旅立ち、友人、知人のいない言葉も通じない場所にポツンと身を置くからこそ→2022/01/03

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