出版社内容情報
非婚・少子化と超高齢化の同時進行で増え続ける「見えざる人々」。新しい社会問題に光を当てる。
これは新しい「社会問題」である。こんなことになるとは思いもしなかった――。非婚・少子化と超高齢化の同時進行で増え続ける「見えざる人々」。孤立の中でもがく彼らの日々に初めて光を当てる。
内容説明
自分のことだけを考えていれば良かった生活に、ある日突然、親の介護が立ちはだかる―。非婚・少子化と超高齢化が同時進行する中で、「介護独身」とでも呼ぶしかない人々が今、急激に増えている。他に家庭を持つきょうだいはあてにならず、「何でも一人」に慣れているが故に、介護も一人で抱え込んでしまう彼ら。孤立と無理解の中でもがく日々に、自身、介護問題に直面しているルポライターが向き合う。
目次
第1章 独身貴族の落とし穴(認知症になっても生きたい;仕事を離れた途端に介護 ほか)
第2章 仕事は足枷、仕事は救い(仕事との両立の難しさ;男手ひとつで介護 ほか)
第3章 家族が認知症になったとき(睡眠導入剤が手放せない;自らの介護体験から介護福祉士に ほか)
第4章 「介護」の周りには、なぜ「独身者」が多いのか(匿名を通す「介護独身者」;要介護の母、認知症の父 ほか)
第5章 「在宅化」の最前線(自宅を望む男、施設を拒否しない女;どこで、誰が担うのか ほか)
著者等紹介
山村基毅[ヤマムラモトキ]
1960(昭和35)年生まれ。北海道苫小牧市出身。獨協大学外国語学部卒業。ルポライター。人物インタビューを基軸としたルポルタージュを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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