新潮新書<br> ピカソは本当に偉いのか?

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新潮新書
ピカソは本当に偉いのか?

  • 西岡 文彦【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 新潮社(2012/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104916
  • NDC分類 723.36
  • Cコード C0271

出版社内容情報

どうして「あんな絵」に高い値がつくのか? 現代美術のからくりをあばく、目からウロコの芸術論。

あんな絵、素人でも描けるんじゃないの? どうして作品に高い値段がつくのか? なぜ芸術家は身勝手な女性関係が許されるのか? ピカソを通して現代美術のからくりをあばく、目からウロコの芸術論。

内容説明

「なぜ『あんな絵』に高い値段がつくのか?」「これって本当に『美しい』のか?」。ピカソの絵を目にして、そんな疑問がノド元まで出かかった人も少なくないだろう。その疑問を呑み込んでしまう必要はない。ピカソをめぐる素朴な疑問に答えれば、素人を煙に巻く「現代美術」の摩訶不思議なからくりもすっきりと読み解けるのだから―。ピカソの人と作品に「常識」の側から切り込んだ、まったく新しい芸術論。

目次

第1章 絵画バブルの父
第2章 破壊のための芸術
第3章 人心操作のカリスマ
第4章 代表作『アヴィニョンの娘たち』の謎を読み解く
第5章 現代芸術はなぜ暴力と非常識を賛美するのか
第6章 ピカソは本当に偉いのか?

著者等紹介

西岡文彦[ニシオカフミヒコ]
1952(昭和27)年生まれ。版画家。多摩美術大学教授。日本版画協会、国展で新人賞を受賞の後、出版の分野でも活躍。著書『絵画の読み方』で、「名画の謎解き」ブームの端緒をひらく。美術関連番組の企画・出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

74
昔は絵の価値って全く認められてなかったのは驚きだった。んでピカソが絵かきで生前で初めて大金持ちになれたというのは初耳。非常に欲求に正直だからこそ前衛的な芸術ってのができるんだなぁと実感。2012/11/10

読書ニスタ

48
ピカソという化け物を、芸術を評するところから切り込み、なぜあれほどの高値が付くのか、というビジネス上の問いに、一矢報いた素晴らしい読後感! 抜群に面白い。ビジネスの専門家が解説したら、もっと凄いことになりそう。人間の心理、バブル経済、コロナ後の経済で資産総崩れとドル1強には、ピカソに通じる感あり。著者、西岡さんは晩年打ち拉がれたピカソの自画像をもって、人は働く中に喜びを持つべしと結論したところ、痺れた。究極の錬金術師ピカソを評して、まさに真理。PS、ピカソは人間のクズ。でも美を殺した天才。2020/03/22

aoyamaborabora

26
いわば狂気の天才ピカソの絵の魅力とは?と先日のポーラ美術館展に行き感じました。この絵の魅力とは一体何なのか…、そんな思いから手に取った本書。生前から金銭的にも成功を収めたピカソですが、私には難解すぎる作風理解の一端を本書は説明してくれた気がします。美術館で売れれる「線だけで描かれた顔の絵」が数百万で売られていた衝撃は忘れられず、私の感性とは相いれないもの、また彼の超越した芸術性を感じ、畏怖するアーティストです。2018/07/31

活字スキー

24
面白かった。近現代絵画はいまひとつピンと来ない自分にも分かりやすく、ルネサンス以降の美術史をざっくり解説してくれる良書。原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』は、正直「ピカソやばい」感が上滑りしてる感じであまり楽しめなかったのだけれど、本書を先に読んでいれば少しはマシだったかもしれない。ピカソが「偉い」かどうかはさておき、美術史上唯一無二の巨人であることはよく分かった。でもやっぱりいけすかんなー。人としてはどう考えてもイカれたクズ。それを「偉大な芸術家なので」で正当化してしまえる次元まで突き抜けたのが凄い。2021/02/01

糜竺(びじく)

22
ピカソの絵は本当に美しいのか?、ピカソの「あんな絵」がどうして偉大な芸術とされるのか?どうしてあんなに高い値段がつくのか?といった、素人(私も含めて)がピカソに関して抱きそうな質問の答えが書かれていた。2024/04/04

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