新潮新書<br> ひっかかる日本語

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新潮新書
ひっかかる日本語

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106104893
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C0281

出版社内容情報

トイレの貼り紙に、池上彰さんに、無礼な葬儀屋に……ひっかかって考えた、驚異の「日本語偏執帳」!

ああひっかかる、ひっかかる。トイレの貼り紙に、池上彰さんに、無礼な葬儀屋に……ひっかかって見えてきた真実は? 「しゃべりのプロ」が贈る現代日本語の基礎知識&コミュニケーションの秘訣。

内容説明

あのトイレの張り紙って失礼じゃないのか?「東京03」は「ゼロサン」?「レイサン」?なぜ池上彰さんの説明はあんなにわかりやすいのか?なぜ女性は面接に強いのか?目にする言葉、耳にするしゃべりの何もかもがひっかかる、ああひっかかる…「しゃべりのプロ」が、生来の粘着質をフル稼働。あちこち聞き回り、とことん考えた。偏執の彼方から贈るカジワラ流現代日本語の基礎知識とコミュニケーションの秘訣。

目次

第1章 ひっかかる日本語(「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」;あなたはゼロ派?レイ派? ほか)
第2章 脱帽する日本語(池上彰さんの説明はなぜわかりやすいのか;池上彰さんとサンデル教授の共通点 ほか)
第3章 伝えるには知恵が要る(上司から部下への「読み聞かせ」のススメ;「ちょっとした立ち話」をあなどるな ほか)
第4章 印象は口と舌で変わる(ダメ出しの作法;機内アナウンスに「新生JAL」を見た ほか)

著者等紹介

梶原しげる[カジワラシゲル]
1950(昭和25)年神奈川県生まれ。早稲田大学第一法学部卒。文化放送に入社してアナウンサーとなり、1992年からフリー。司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)、日本語検定審議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

15
本当かどうかは知らない(笑)けど、なるほどねぇ...という事が多数。言葉は生き物。絶対的な正解はないというのが正解? (^_^;;; それ以外にも、いろいろ面白い話が満載でした。ためになるかどうかは微妙かもしれませんが (ぉぃ!)2012/12/10

hk

5
著者が池上彰氏のわかりやすさを分析している項は聞けばナットクであった。それによれば擬人法と直接話法の融合こそが池上節の醍醐味である。どういうことかといえば次のような語りの技巧のことだ。 池上彰「北朝鮮としてはこう思ったわけですよ『アメリカと再び戦うとまず万が一にも勝ち目はない、だから何を措いても核武装こそが急務だ』とね。一方でアメリカは次のように考えた『北朝鮮を牽制するという大義のもとに南朝鮮に核を配備しよう。でも本当の意義はソ連ののど元にナイフを突き付けることだ』という案配だったと」……イタダキである。2016/09/22

月華

4
図書館 裏話が楽しかったです。葬儀屋さんの気遣いにすごいなと思いました。2015/12/01

よし蔵

4
日本語というよりはいかにうまくコミュニケーション取るかというのがメイン。自分にとってはためになりました。人との付き合い方というか話し方というか相手によい印象を与えるようなことが下手だから。こういうことを自然にできている人が本当に羨ましいです。2014/04/11

Potten

4
会長リコメンドでミナちゃんからの誕プレ。喋り方や言葉の使い方に興味がありながら中々キチンと使えていないオレにとってとってもためになった。 口下手だからこそ喋るコトが上達できるとあったのでチョイと励みになりました。そして元来つまることつまらないことを観察(アラ拾いと紙一重でしょうか?!)するのが好きなのは間違っていないみたいなのでこれもチョイと嬉しかった!結局人間は面と向かってのコミュニケーションが大事ですねッ♪2013/02/28

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